CL準々決勝第2戦 マンチェスターU×ローマ | spxpy549の備忘録(過去書庫0607)

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サッカー観戦記録、2006-07シーズン

4月10日(火) マンチェスターU7 - 1ローマ(@スカパー)
※2戦合計8 - 3で、マンチェスターUが準決勝進出。

(マンチェスターUの布陣)
          スミス

ルーニー     ギグス      ロナウド

      キャリック  フレッチャー

エインセ  ブラウン   リオ   オシェイ

        ファン・デル・サール


 マンチェスターUが、先制点の一発で波に乗って次々と加点、予想外の大差でローマを逆転して勝ち抜けを決めた。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2359/match=300133/report=rp.html

マンチェスターU  前戦リーグ戦から2人だけの変更。負傷者多く十分なローテーションができない。有利なのはホームということだけか。第1戦からは、スールシャールと出場停止のスコールズに代わって、久々のスミスとフレッチャーが先発。サアはまた負傷したらしい。並びを見ると、スミス1トップで、その下に攻撃的に3枚並べた4-2-3-1の布陣か。
 とにかく先制点が欲しいところ。しかし試合の入り方はよくない。ボールを奪うためのプレスが掛からず(コンディションの問題?)、相手に自由にパスを回させて、ミドルも打たれていた。攻撃のいいプレーも観られない。
 ところが、意外な一発が流れを大きく引き寄せた。【追記:ロナウドのボールキープの間にするすると上がった】キャリックのタイミングのいいミドルシュートがうまく決まり、最初のチャンスで2戦合計で逆転する先制点が取れた。これで勢いに乗ると、キャリック→エインセ→ギグス→スミスとワンタッチでつないで、スミスが追加点を挙げた(スミスの得点はいつ以来?)。その直後にもカウンターから、ロナウドのドリブルからスミスがつないでギグスがクロスを入れると、走り込んだルーニーが決めて大きな3点目。その後はしっかり引いてカウンター狙い。プレスはあまり掛からないものの、守備意識は非常に高い。前半終盤には、コーナーキックに合わせたキャりックのヘッドがGKに止められた後、再びカウンターから、ギグスのパスを受けたロナウドが仕掛けてニアを破り、ほぼ突破を決める4点目(ロナウドはCL初得点)。
 さすがにこれで止まるかと思いきや、後半にもさらに3点。後半序盤のコーナーキックのこぼれ球をルーニーが奪って渡したパスをギグスがダイレクトでクロスを入れると、ニアでスミスがつぶれた裏で(【追記:スミスはオフサイドくさい】)ロナウドが押し込んだ。続いて、再びキャリックがミドルシュートを決めた。うまく1点を返された後、終盤には、途中出場のエブラがミドルシュートを放つと、これもポスト内側を叩いて入り、驚きの7点目。うまく行き過ぎた気もするが、ワンタッチパス等、スピードに乗った攻撃がかなり効いた印象。見事に第1戦の劣勢を大きく跳ね返して、久しぶりの準決勝進出を決めた。
 アウェイはともかく、やはりホームの強さは本物。決勝トーナメントでの7得点なんて、観たことがない。準決勝では第1戦がホームなのが残念。なお、オシェイは負傷したらしく途中交代、エブラが本職でない右サイドバックに入って、さらに最終ラインの編成が苦しくなったかも。他方で、スミスが使える目処が立ったのは大きい(キャリックの交代した終盤は、またセンターハーフをやらされていたが)。

ローマ  前戦リーグ戦から大量7人変更。トッティ、キブ、GKドニ等をしっかり温存して臨めている。しかしタッデイは間に合わず【訂正:直前に負傷】。第1戦からは、出場停止のペロッタに代わって急遽ブチニッチがトップ下に回り、ビルヘルムソンが右サイドに先発。今回はいつもの4-2-3-1の布陣。ベンチの層はかなり心許ない。
 アドバンテージを握っているので、守備重視のはず。それでも意外に自由にパスを回せてゴールに迫る場面もあり、むしろ入り方は良かった。ところが、何もないところからミドルシュートをいきなり決められて、アドバンテージを失った。浮き足立っていると、続けて速攻を止められずに2点を追加されて、あっという間に計算が狂った。それでも1点取り返せば再逆転の可能性が出たものを、前半終盤にもカウンターを食らってまた失点。攻撃に出るほかなくなったのもあって、第1戦のタイトな守備ができていない。特にロナウドへの対応が緩すぎた。他方で、マンシーニの左サイドからの攻撃が多いものの、ここを止められてそのサイドにいるロナウドからの反撃を食らっていた。後半になっても、悪い流れが止まらずに3失点を重ねた。両サイドの攻撃のバランスを取るためか、後半からパヌッチとカッセッティのポジションを交代したが、スペースを埋められて守備を崩す場面は少ないまま。2列目から飛び出す、ペロッタやタッデイの不在が大きい印象。トッティのクロスからデ・ロッシがダイレクト・ボレーをうまく決めて、喜べない1点を返すに留まった。残り5分を切って若手選手への選手交代を行い、白旗。
 極端にリスクを犯して攻撃に打って出たとは思えないのに7失点とは、かなりショック。少なくても守備のメンツは揃っていたのに。ローマが7点も取られる試合も、観たことがない。

■ビッグチャンス
 マンチェスターU: 前半6回 後半7回 =13回
 ローマ:      前半3回 後半2回 =5回

■印象に残った選手・注目した選手
○フレッチャー(マンチェスターU):守備で効いていた。特に、オシェイとのコンビでマンシーニに仕事をさせなかったのは大きい。攻撃時もうまくボールを散らしていた。
○ギグス(マンチェスターU):広い視野から質の高いラストパスやクロスでチャンスメイク、少なくても3アシスト。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/news/kind=1/newsid=526246.html