10月31日(火) バルセロナ2 - 2チェルシー(@スカパー)
(バルセロナの布陣)
ロナウジーニョ グジョンセン メッシ
デコ チャビ
モッタ
ファン・ブロンクホルスト プジョル マルケス ザンブロッタ
ビクトル・バルデス
ファウルの応酬の泥仕合の末、バルセロナが、ロスタイムに追いつかれて痛恨の引き分けを喫した。
バルセロナは、前節からはモッタのみが入れ替わって先発。開始早々に、デコがブラルーズからボールをかっさらってそのまま先制点を決める、意外な立ち上がり。その後もドリブルと速いパス回しで、ロナウジーニョやチャビが決定機を迎えたが、追加点は奪えない。前半の残りは、ファウルの応酬でまともに試合が進まない展開。これは試合をつぶすためのバルセロナの一種の戦術か?しかし、後半序盤にはチェルシーの反撃に再三さらされて決定機を創られた末に追いつかれる。それでも、すぐにロナウジーニョのラストパスからグジョンセンが決めて再び勝ち越し。その後また泥仕合に持ち込んで逃げ切りを図ったが、ロスタイムにファーサイドへのクロスに振られて、追いつかれてしまった。クロスへの対応がお粗末で、そこから何度もチャンスを創られていた。勝ちに値するような試合内容ではなかったと言わざるを得ない。
チェルシーは、ドログバとロッペンを2トップにした4-4-2の布陣。前戦のリーグ戦からは新たにマケレレ、Aコール、ブラルーズの3人が入った。シェフチェンコは負傷を抱えていたようで、この試合も欠場。ロナウジーニョ対策のブラルーズがボールを取られて、開始早々いきなり失点。その後の決定機のピンチをしのぐと、30分頃から攻撃が本格化。エッシェンの決定機も生まれた。そして後半には、ロッペンが2度の決定機を外した後、ようやくランパードが角度のない場所からのループシュートを決めて追いついた。しかしすぐに、ブラルーズがロナウジーニョに交わされてしまった所から再び勝ち越しを許してしまう。それでもロスタイムに、クロスのテりー(カタカナの「り」では受け付けてくれない)の折り返しをドログバが決めて、同点に持ち込み、驚異的な粘りと意地を見せた。
両チームの90分間の濃密な攻防が見たかったのだが、ファウルの多い荒れた試合になってしまって、非常に残念。
バルセロナは、痛恨の引き分けで、おそらく3位転落。グループリーグ突破のためには、残り2試合は必勝だろう。クロスへの対応を修正しないと、ブレーメンにやられるおそれも拭い切れない。なお、途中で交代したグジョンセンの負傷の程度も気がかり。
チェルシーは、最も厳しい試合も引き分けで乗り切り、グループリーグ突破は間違いない。シーズン開幕直後の不安定さは薄くなり、本調子に近くなってしまったかも。
■ビッグチャンス
バルセロナ: 前半3回 後半1回 =4回
チェルシー: 前半3回 後半7回 =10回
■印象に残った選手
・メッシ(バルセロナ):前半は、いい意味でも悪い意味でも目立った。キレのあるドリブルでAコールを翻弄してチャンスを創造する一方で、危険なボールの失い方をしてピンチを招く場面も。しかし、後半には活躍の印象なく、むしろAコールの攻撃参加の機会を増やしていた。
・デコ(バルセロナ):敵陣内では見事なボールコントロールで攻撃を創っていたが、自陣内では後ろを向いてボールを失う場面が何度かあった。