10月22日(日) FC東京3 - 2ガンバ大阪(@NHK-BS)
G大阪が、優勝を争うチームらしからぬまずい試合運びで、FC東京に終盤になってから2点差を引っくり返されて、痛恨の逆転負け。
序盤はFC東京がペースを握って先制するチャンスもあったが、逆にG大阪が少ないチャンスから、播戸とマグノ・アウベスがしっかりと得点を重ね、前半の間にリードを築いた。FC東京は、特に右サイドの石川を生かしたサイド攻撃を狙うが得点できず、また前線へのくさびが入らず起点が創れない状態が続いた。G大阪は、サイド攻撃はほとんどできていなかったが、カウンター主体で二川からの効果的なパスがFC東京の守備を苦しめていた。後半、FC東京が起点として機能していなかった平山を交代しても大きく流れは変わらず、シジクレイの決定機や二川の枠に当たるシュート等G大阪が試合を決める3点目を奪う可能性の方が高いように見えていた。しかし終盤に差し掛かったところで、GK藤ヶ谷とシジクレイの連携ミスなのか、今野に1点を返されると、一気に流れはFC東京ペースに代わった。そこから10分も経たないうちに、鈴木のミドルシュート、またも鈴木のクロスから石川のシュートが次々に決まって、あっという間に逆転。2-0の状況では考えもしなかった展開に終わった。
勝敗の分岐点は、最初の1点を返した場面だろう。あれでFC東京が勇気を持ったような気がする。そこさえなければ、G大阪が逃げ切っていた可能性もあったはず。
FC東京は、優勝争いにも残留争いにも絡んでおらず、モチベーション的にはG大阪の方が高かったはず。にもかかわらず、終盤に2点差を引っくり返されるようでは、G大阪はとても優勝にふさわしいチームとは思えない。これじゃ、最終節前に優勝チームが決まってしまうだろう。興味を削いでくれたものだ。
■ビッグチャンス
FC東京: 前半4回 後半7回 =11回
G大阪: 前半4回 後半7回 =11回
■印象に残った選手
○石川(FC東京):右サイドでよく仕掛けてチャンスを創っていた。逆転弾の時のボールコントロールは見事。
○鈴木(FC東京):後半途中から出場、終盤になってチャンスを次々と生んだ。同点弾のミドルシュートも見事だったが、それ以外にも精度の高いクロスを見せた。
●平山(FC東京):序盤にコーナーキックの流れから決定的なシュートを打ちディフェンスに阻まれる場面こそあったが、期待通りに前線で起点を作るプレーはできなかった。いいくさびが入って来なかったという周囲の問題もあるかもと思ったが、交代された後に同じポジションに入ったルーカスには正確なくさびが入っていたことからすると、平山のポジション取りやオフザボールの動きに問題があったような気がする。それ以外でも、周囲と息の合わない場面が目に付いた。
○二川(G大阪):効果的なパスでFC東京守備陣を崩し、多くのチャンスメイク。2点目のマグノ・アウベスへのラストパスは絶妙。