5月10日(木) トゥールーズ0 - 1ルマン(@J Sports)
ルマンが、消化試合ながら攻撃のリズムよく勝利、トゥールーズのCL出場の夢を砕いた(と思われた)。
トゥールーズ 来季CL出場権の獲得に望みをつなぐため、絶対に勝ち点3がほしい試合。期待のエルマンダー1トップの4-2-3-1の布陣か。
ホームだし、相手よりも間違いなくモチベーションも高いはずなのに、ペースを掴みきれないどころか、徐々に押し込まれて守勢に回った。どちらが上位なのか分からない。3連敗中だし、不調に陥っているようだ。攻撃の精度も低く、最終ラインからのビルドアップから苦労し、シュートに持ち込む場面も少なく、プレスも厳しくない。前半は、失点しなくて儲けもの。
後半からやや積極的な姿勢を見せ、前線からのプレスも早くなって攻撃の機会も増えた。しかし、精度にはまだ課題を抱え、サイドを崩してもクロスが通せず、カウンターのチャンスもパスミスでつぶす。選手交代を使い切った終盤には押し込めていたが、その流れの中で、逆に左右にクロスを振られて失点してしまった。それでも、その直後のFKからのミドルシュートが相手に当たってゴールインしたが、トゥールーズの選手に当たったと誤認されてオフサイドを取られ、ノーゴールの不運。終了直前のマテューの直接FKも、惜しくもポスト外側に当たって外れ、痛恨の敗戦に終わった。
ここにきて4連敗で、来季CL出場権の獲得は絶望的(なはずだった)。確かに判定にも見放されたが、所詮あれも自ら決めた「得点」ではないし、少なくても勝ち点3を挙げるような試合内容ではなかった。期待していたのに、がっかり。
ルマン 残留は確定した一方でヨーロッパは難しい、消化試合。前節久しぶりに活躍した松井は連続して先発、1トップのグラフィッチの下に入った。中盤の両サイドに本職サイドバックのボナールとカルベを入れた、守備的な4-4-1-1の布陣。
前節のよかった攻撃のリズムを継続、守備的な布陣にもかかわらず、意外にも徐々にペースを掴んだ。中盤センターのロマリッチとセセニョンによくボールが収まって、ここからうまく展開してスムーズなビルドアップが出来ていた。ただし、最後の仕上げがもう1つ。それでも前半には先制できそうな惜しいチャンスも。クィック・リスタートのこぼれ球から松井が狙ったが、シュートは相手にブロックされた。トマの横パスを受けたカルベが反転して放ったシュートは、惜しくもバーを叩いた。
後半になると、相手の攻勢の前にさすがにペースは続かなかった。それでも、守備はまずまず安定しており、決定的なシュートは打たせない。そして終盤、ボナールのクロスが流れてきたところを拾った松井が再びクロスを入れると、これにグラフィッチがオーバーヘッド気味のジャンピングボレーで合わせ、貴重な先制点を奪い取った。直後の「失点」が誤審でノーゴールになる幸運にも救われ、今回は逃げ切り勝ち。
7試合ぶりの勝利。
■ビッグチャンス
トゥールーズ: 前半0回 後半2回 =2回
ルマン: 前半4回 後半1回 =5回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
ルマン:○セセニョン、○トマ
■印象に残った選手・注目した選手
・松井(ルマン):珍しく中央のトップ下で先発。前節ほど多くのチャンスに絡めたわけではなかったが、精力的に動き、積極的に得点を狙う姿勢は観られた。そして、終盤に先制点をアシスト、2戦連続して結果を残した。ロスタイムに時間稼ぎで交代。
・エルマンダー(トゥールーズ):ほとんど可能性のあるパスが入らず、シュートチャンスなし。ポストプレーからチャンスを演出することも出来ず。ハイライトを観ていた限りでは能力のありそうな印象だったのに、残念。