今日の東京市場は、日経平均株価が4日続落の464.79円安と、大きく値を下げました。

 

日経新聞は、前週末の米ハイテク株安に加え、日本時間の22日未明に伝わったバイデン大統領の大統領選撤退が投資家心理を冷やしたためだと報じています。

 

後継にカマラ・ハリス副大統領が浮上したこともあり、先週にぎわった「トランプ・トレード」は一服するかもしれませんが、先行きは、なお波乱含みだと思われます。

 

マーケットは「ほぼトラ」から「確トラ」の雰囲気だったのですが、民主党の候補者であるバイデン大統領が選挙戦から撤退することを表明しましたので、場合によっては、トランプ氏の選挙戦もどうなるかわからない雰囲気になったということなのでしょうかね。

 

カマラ・ハリス候補だと、黒人票と女性票が期待できそうですが、大統領としての資質が問われている一方で、バイデン大統領よりも不人気であることをどう克服するかが重要になってきます。

 

さらに、副大統領候補を誰にするのかも注目です。

 

いずれにしても、今年の米大統領選挙の結果次第では、世界情勢に大きな影響をもたらすことは避けられませんね。

 

欧州における極右勢力躍進がそれなりに落ちついてきただけに、トランプ大統領が誕生するのかどうかgは、世界中が固唾をのんで注目していることだと思われます。

 

先週末までのマーケットは、トランプ大統領誕生を前提に動いていましたが、ここに来て民主党に動きがあって、先行きがどうなるかわわからなくなったというのが、マーケット関係者の見方です。

 

それでも「確トラ」ではなくなったかもしれませんが「ほぼトラ」であることは、まあ間違いはないでしょうね。

 

ただでさえ「先行き不透明」な相場展開です。トランプ氏が米国の、いや世界のリーダーになったら、ますますもって「先行き不透明」になっていきそうですね...

 

まさに今日配信の情報誌は、「ほぼトラ」前提で、トランプ大統領になったらどういう政策を打ってくるかを考察しています...