新NISA口座で「通称:オルカン」を買ったあとに、いま利益が出ている人に対しての、ほとんどの“自称:資産運用の専門家”を名乗る人のアドバイスがこうです。

今は売るな...

「なんで...?」

 

“専門家”いわく

10年後を楽しみに..

「なんで...?」

 

ギモン:10年後には必ず大きな利益になっているの?その根拠は?

    大きな利益になっていなくても、

    今利益確定するよリも10年待ったほうが得なの?

 

ギモン:長期で投資すると必ず利益は出るの?

    その収益は今の含み益よりも大きいの?

 

ギモン:将来のことはわからないが、なぜ利益が出ている前提で物事を考えるのか?

 

“専門家”いわく

20~30年の投資になるので、1年めの損失なんて、後で見たら誤差の範囲...

えっ、20年も放置するの?

そんな先のことまで予想できる?

1年めの損失が、まだ見ぬ20年の中で「誤差範囲」と言い切れる根拠はなに?

 

もうむちゃくちゃですね。

 

20年、30年先の風景を見ることができるって、あなたは神様ですか。

 

いや、これらがまかり通ることが不思議で、これで納得する人がたくさんいることが驚きです。

 

いいんですか、本当に。20年後に思惑通りに資金が増えていなければ、大きな時間の喪失になりますよ。20年という時間は、もう戻ってはききませんからね。

 

さらに、その自称“専門家”という人も、もうそばにはいませんからね。

投資は余剰資金でやるもので、“なくなってもいい”という覚悟でやるべきだ...

そりゃあそうでしょうけど、老後資金、投資以外でも準備することができる人はいいでしょうが、投資に100%依存している人は、絶対に長期投資を盲信してはいけませんからね。

 

ましてや生活費を投資で賄おうと思っている人にとっては、長期投資を選択する余地はありませんからね。

 

そこは気をつけてくださいね。

 

もう一度いいます。

 

老後資金準備に、投資以外に準備することができる資金力、あるいは投資以外に資金調達の手段を持っている人は良いですが、老後資金を、100%投資結果に頼ろうとしている人にとっては、このような、先のことが全く見えないことに全財産を賭ける“一か八か”の勝負は、するものではありませんからね。

 

本当に気をつけてくださいよ...