いろんなところで知り合いに会うと、私がFPと知っているので、交わす言葉が「円安が止まりませんね」「S&P500買い増したよ」というのが多くなっています。

 

この会話、何人かと交わしましたね。

 

みな為替は気になるようで、みんなが報道でも話題の「オルカン」に投資しているのが、よくわかります。

 

円安だからS&P500を買う...

 

こんな条件反射にようになっているようですね。

 

まあこの行動が正解かどうかは、以前ブログでも指摘しましたが、それで合うたびに言われるのは「まだまだ円安は続く」ということですね。

 

円安はまだ続くというのが、多くの人の“見立て”なのでしょう。

 

今日のbloombergには、S&P500の今後の上昇余地に関する考察記事があります。

 

 

S&P500は、これまで31回も終値ベース最高値更新したものの、米クレジット市場やキによりも割高になているという記事になっています。

 

2022年10月以降、テクノロジー株にけん引される形で約50%急伸しています。

 

投資家は、まだ売りに転じるつもりはないらしいです。

それでも“不安の兆し”はあるようです。

当面は株式オーバーウエートを維持すべきだ。しかし、第3四半期にはよりディフェンシブなポジションを取る準備をしておくべきだ...

われわれはバブルの中にあり、今年後半に景気がついに減速し、株価収益率が縮小するリスクが極めて高い...

長期投資家にとって、株式を購入するには非常に危険な水準だ...

今年これまでのS&P500種の約15%上昇の主な原動力となった人工知能(AI)は、最も大きな売りの引き金になり得ると見られていると、記事にはあります。

失業率の上昇に伴い株価が下落する可能性がある...

インフレ率が予想外に上昇し、連邦準備制度が金融政策をより長期にわたって据え置くリスクがある...

Bloomberg記事は、このまま「オルカン」を買い続けることへの不安を、このようにのべていますが、どう思われますか...