家計収支改善のために「トレード」を始めようとしたとき、始めたばかりのときに重要なことは、トレードで勝った金額ではなく「勝った」という事実です。

 

それも思惑通りに「勝つ」ことです。

 

上がるだろう(下がるだろう)と思ったところできちんとエントリーできて、思惑通りに価格が推移して、きちんと収益を上げられたという「事実」が必要です。

 

「勝った」ときの金額は、たとえ小さくても構いません。

少額でも“OK”です。

 

ようは「偶然の“勝ち”」ではないことが、大事になってきます。

確信を持った「勝ち」を繰り返すのです。

 

それが、トレードで収益を上げる自信に繋がります。金額はあとから付いてきます。

 

そうです。小さくても良いから、“成功体験を積み重ねること”です。

 

トレードをすることのメリットとしてほしいのは、大きな収益を上げることも大事ですが、「毎月安定して収益を上げる」ことが何より大事なのです。

 

その「勝ち」は、個々のディール毎ではなく、月単位でプラスになっていることです。月半ばがマイナス状態でも、月末には必ずプラスに転じていることです。

 

そのためには、自分のエントリーポイントが、間違いなく確かであることを確認するのが必要です。

 

その精度を高めることに、全精力を集中します。

収益を伸ばすよりも、「勝つ」ことにこだわることですね。

 

そして損失はできるだけ最小限に留めることです。

 

損失は必ず出ます。「常勝」は絶対にありえません。

 

損失額をコントロールできる人が、結果「勝者」になれるのです。

 

「損切り」です。負ける額を少なくするのです。

 

「負け」状態をいつまでも引っ張らないで、早々に「負けディール」は諦めることです。

 

勝ち負けの判断は、エントリーが思惑通りだったかどうかで決めます。

 

マーケットにポジションを持ったら、利益確定するタイミングを「金額にこだわらない」ことです。思惑通りの方向に動いたかどうかだけを気にしましょう。

 

金額は、あとからついてくるものです...