あけましておめでとうございます...
2024年は、
「十干(じっかん)」と「十二支」の組み合わせで「甲辰(きのえ・たつ)」
になります。
ちなみに十干とは、
甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、
己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)
の10の要素から成り立っています。
十二支は、
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)
の12種類の動物で構成されています。
2024年の十干十二支の甲辰(きのえたつ)は、十干十二支の41番目の年にあたり、
十干の1番目である「甲」と十二支の5番目である「辰」が重なる年です。
十二支にまつわる兜町の相場格言には、
辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる
2023年は、過去10年で最大の年間上昇率を記録しました。
東証株価指数(TOPIX)の年間上昇率は25%、日経平均株価は28%でした。
日経平均株価が上昇した要因として以下のことが挙げられます。
- 円安による輸出企業の業績好調
- コーポレートガバナンス(企業統治)
- 持続的なインフレの兆候
- コロナ後の“リベンジ消費”
東京証券取引所の、投資家に対する企業価値向上のアクションも功を奏しました。
ROE重視とか、PBR改善とか、冒頭にもある「コーポレートガバナンス(企業統治)」を強化したことも、株価を後押ししました。
中国の景気減速により、アジア枠として日本株が買われたことも大きいようですし、
著名投資家ウォーレン・バフェット氏の買い増しにより商社の株価は過去最高値を記録したことにも、触れなければなりませんね。
2023年の日本株のパフォーマンスは、アジアの他の諸国を上回ったのも事実です。
その「アベノミクス」のときも「辰年」でした。
「辰年」は米大統領選挙と重なるようです。
米大統領選挙前の年から選挙がある年にかけては大きく上昇するというアノマリーもあります。
「辰年」は“政変の年”とも言われています。
ちょうど自民党最大派閥の裏金問題や、岸田政権支持率低下など、衆議院解散がちらついています。
何より自民党総裁選が待ち構えています。
過去、宏池会政権の後に政権交代が起きています。
宮沢内閣後の細川連立内閣
麻生内閣後の民主党政権
麻生派は宏池会から独立はしていますが、「大宏池会構想」の中心でもあり、大きな“くくり”で宏池会と言っても良いでしょう。
いまはまさに宏池会のど真ん中、岸田派の岸田文雄内閣です...
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