FOMCを前に、株式相場は強い状況にあります。

 

やはり「金利を上げない」ということが、どれだけ株式市場にとってはウエルカムなことなのかがよくわかります。

 

ニュース見ていると、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体、日本国際博覧会協会(万博協会)は14日午前、大阪市内で定例理事会を開き、「大人」の入場券の基本料金を7500円とする方針を決めたというのがあります。

 

そういえば、東京五輪が終わり、日本では万博をやるのでしたね。

 

今更大型箱物行政って、どういう時代錯誤なんでしょうかか。すっかり忘れていました。

 

当初809億円としていた運営費の増加が見込まれ、2019年時点の想定価格から5割ほど引き上げるとのことです。

 

もう東京五輪で散々見てきた風景を、再び目にすることになりそうです。

 

大阪・関西万博は2025年4月13日〜10月13日までの半年間、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれます。

 

来場の時期によって複数の料金プランを用意されているようで、開幕後2週間以内の来場に限定した前売り券「開幕券」は大人4000円と基本料金の半額ほどに設定しました。

 

2025年4月1日時点で3歳以下の子どもは入場無料にするそうです。

 

政府が2019年に博覧会国際事務局(BIE)に提出した「登録申請書」では、「大人」の入場料を44米ドル(当時の1ドル=110円換算で4840円)と設定していたそうで、方針段階である7500円という基本料金は、当初想定より5割程度高く、2005年の愛知万博(4600円)を約6割上回る水準となります。

 

そういえば、愛知万博というのもありましたね。

 

万博は発展途上国のためにあるものと思っていました。

 

まあ、ITにおいて、日本は決して先進国ではないですけどね。

 

背景にあるのが、警備費など運営費の増加だそうです。

 

安倍晋三元首相の銃撃事件や韓国・ソウルの雑踏事故などを受け、協会側は警備体制の強化が必要と判断し、会場内の警備費が最大350億円規模になると見込んでいるようです。

 

人件費の上昇もあり、全体の運営費は約1300億円と2020年時点の当初想定から500億円ほど膨らむ可能性があるとのことです。

 

運営費のうち8割以上は入場券収入で賄う想定となっており、協会側は入場券価格の引き上げを余儀なくされた形だとのことです。

 

ということは、みんなが万博に行かなければ大赤字になるということですかね。

そんなに見込み通りの入場者数になるとは、思えないのですが...