今日配信の情報誌「ら・ぽ~るマガジン」のテーマは「隠れ教育費」についてです。
教育費無償化と言いながら、実際にはこれだけ負担している、いわば「完全無償化」ではないというお話です。
教育に関する費用は
国が全額負担すべきなのか...
保護者が負担すべきなのか...
子供は国の“未来の宝”です。
税金を投入してでも、子育てに国が全面的に支援スべきだという考えには、個人的には用意に賛同できます。
そういった「隠れ教育費」という、世間一般では知られていないことを理解し、「子供は“リスク”」とする発想を変えていく手立てこそが、少子化対策には重要ではないでしょうか。
そういった思いで、今回この話題を取り上げました。
ほんの一部ですが転載します...
************************************************************** らぽ~る・マガジン 第574号(2023.4.10)
-「らぽ~る」は、情報を通じての皆様との架け橋です- ************************************************************* 目次
1,今週の重要指標&予定
2,わかりやすい経済のはなし&マーケット分析
○先週の動きと今週の流れ
3,政治・時事情報
「隠れ教育費」ってなんだ...!?
4,よもやま話~近況 **************************************************************
~ 政治・時事情報~
「隠れ教育費」ってなんだ...!? *************************************************************
教育費無償化はありがたいのですが...
子供を学校に行かせるのにかかる費用は、何も授業料だけではありません。 国家予算に関しても「○○関連費」なんて表現があるように、子供の「教育」 に関しても、授業料以外にも大きく必要なお金があるのです。
これを「学校関連費用」「学校外費用」と分けることができますね。 「学校外費用」は、必要とする人とそうでない人もいますが、それでも将来 を考えれば学習塾に通わせたいとか授業関係以外のことも習わせたいとか、 本人の意向や親の思いも様々あるでしょうが、現実として経済状況によって は、子供にその費用はかけられないということもあります。
それを「経済状況による“教育格差”」と言われるのかもしれません。
学校に通うことに関しての費用負担は平等に、学校以外のことに関してはそ れぞれ経済事情に合わせるというものでしょうか...
~ 中略 ~
「隠れ教育費」の本質は、給食費のようなはっきりと“見える”ものではなく、はっきりとされない費用負担をどう考えるかにあります。
具体的には、公立小学校の場合、制服や体操服、上履き、ドリルに書道用具、リコーダーなどの音楽教材、修学旅行や遠足の積立金、行事費用(卒業アルバムなど)にPTA会費など、様々なものがあります。
支払い先が分かれているだけに総額が把握しづらいことで、「隠れ」として、費用負担感を感じないけれど実際に家計を圧迫している状況になっています。
文部科学省によれば、これらをまとめると...
~ 以下続く ~