今日から4月1日、新学期のスタートです。

 

日本では、桜の咲く季節が「すべての物事の始まり」となっていて、農業のサイクルに合わせているという説もありますね。

 

田植え、稲刈りといったもので、自然と共存するには「春」が生命の始まりなのでしょう。

 

いろんな事があった人たちも、せめて気持ちの上だけでも今日からすべてを“リセット”してチャレンジしていきましょう。行動を起こしましょう。

 

とは言うものの、マーケットは私達の都合に合わせてくれるわけではなく、3月までの含み損をリセットしてくれるわけではありません。

 

マーケットだけは、永遠に“流れ続けている”のですね。

 

その流れを掴むことが、マーケットから利益をもらうことになるわけで、年度末は関係なく、流れをリセットしないで向き合わなければなりません。

 

週末は、ドルが買い戻される動きになりました。

 

“3月末”ではなく“今週末”です

 

長い目で見れば、「レンジ形成」と言えますが、短期目線だとアップダウンしているわけで、どうもこの流れを掴むのは面倒ですね。

 

どうしても「逆張りの発想」になりますからね。

 

株式投資のアノマリーでは、大統領選挙前の年から大統領選挙がある年にかけては大きく上昇するパターンが、過去には何度も見られたという実例があります。

 

今年は株の仕込み時ということは、アノマリーの観点でいえば“あり”の戦略のようです。

 

ドルは買われやすいということで、今年の長期シナリオは「米国株高・ドル高」というスタンスになりますかね。

 

それを前提に投資シナリを立てるのが基本路線として、目先では、トランプ前大統領の話やウクライナの戦略核兵器の問題など、マーケットにはネガティブな要素もいくつかあります。

 

まだまだ下に行くことも、想定しておいたほうが良さそうです。

 

いつもながらマーケット解説って「どっちやねん」って突っ込みたくなりますよね。

 

資金に余裕があれば、徹底的な逆張り戦法で、下げたところを拾い続けるのもありで、少額ずつ拾っていくのも良いといえばそうですね。

 

資金力がない人は、長期投資はきついですよ。含み損には耐えられませんからね。

 

投資で重要な要素は、何と言っても「資金力」です。

 

だって資金に余裕があれば、投資行動に余裕が出てくるでしょう

含み損をある程度は許容できるでしょう...

 

資金カツカツで投資していたり、投資目的が明確で、投資で成功しなければ困るという前提で投資しているときの精神的きつさは、もう半端ないですからね。

 

そんなときは、行動がフリーズするか無茶をするか、とにかく理にかなっていない行動をとってしまいがちになります。

 

「少ないお金でも投資ができる」というのは、技術や仕組みの話であって、メンタルの話ではないです。

 

スマホで1000円からできるというのは、投資ではなくお遊びですから。

1000円くらいならゲームセンターで使ってもメンタルは傷まないでしょう。

 

万円の単位となると、かなりビビります。

損失は絶対に許容できなくなります。

 

そういうものです。

 

世の中の投資勧誘の、あのハードルの低さ感は、全くの嘘ではないけれど、決して投資の本質に合致しているものではないのですからね。

 

そこのところをよく理解して投資を始めましょう。

 

いずれにしても、今日から新しいシーズンスタートですよ...