日経平均株価が30年ぶりに30000円台を突破して引けました。

30年前といえば1990年代のバブル景気の頃でした。

 

当時のバブル景気と今では、社会のムードは全然違うのに、むしろ真逆な状況なのに、株価が同じ水準になったというのが不思議なものです。

 

ただし、日経平均株価を構成する銘柄は、当時と今では入れ替わっているので、連続性ということから考えると、果たして単純に30年前と今とを日経平均株価を比較するのはどうかとも思いますね。

 

30年前は「熱狂」「狂乱」という言葉が飛び交いましたが、いまは「熱狂なき株高」という感じで、気がつけば日経平均株価が30000円台になっているという感じですかね。

 

30年前は、株価が上がることが景気が良くなっていることと信じ込んで、資産価値が上がり続けることを夢見て消費が旺盛になっていた、気持ちが大きくなっていましたが、今は消費は冷え込み、株価上昇が景気を引っ張るとは感じられないでいるところが、大きく異なりますね。

 

30年年前は、いわゆる実力と評価のギャップ、実力以上の価値に酔っていたものが、いまは、時実体経済が悪いことは認識していて、単にパソコン画面の数字が跳ね上がっているだけだということを認識しています。

 

いずれも実態と株価との乖離があり、それを「バブル」と呼ぶのであれば、どちらもバブルによる株高なのでしょう。

 

いまは、企業業績はどん底よりかは回復兆しにある中での株高であることが、30年前の金利上昇下の株高とは少し違っているようですね。

 

概ねバブル崩壊は金利上昇とともに迎えるのですが、確かに30年前はそうでありましたが、今は金利が上昇することは考えづらいです。

 

じゃあどうやってバブルは崩壊するのでしょう...

 

米国市場が金利上昇を株価がどう理解するかが問われています。

 

米10年債利回り1.2~1.3%に株価が耐えられるかどうかが試されています。となるとNY市場の暴落から日本市場は大きく値を下げてくるのでしょうか。

 

コロナか、変異種拡大化、ワクチントラブルか、暴落のきっかけは何なのでしょうね。

 

それとも、日経平均株価の連続性が無いとも言えることから、30000円という数字にさほどの意味がないのかも知れません。

 

専門家の方によれば、TOPIXが2000pになることが重要だという意見もあります。

 

どうも30000円という数字を意識しているのはマスコミだけなのかもしれませんね...