昨日のNY市場振り返り
株価が大きく上昇、金は小反発、ドルは軟化、米国債利回りは5州ぶり高水準に上昇
ここ数週間、相場を押し上げてきた主な原動力はモメンタムとの指摘...
株式市場 反発
S&P500は、一時一時1.6%上昇し、新型コロナウイルスがパンデミックとなる前の2月19日に記録した終値ベースの最高値3386.15を上回った
情報技術やヘルスケア、一般消費財で上げが目立った
ナスダック総合指数は、S&P500を上回る上昇率
アップルやマイクロソフト、テスラが大幅高となった
その後、米追加景気対策協議が近く合意に至らないとの懸念から、相場上昇の原動力となってきた銘柄の一部に売りが広がった
S&P500 3380.35 +46.66 +1.40%
NYダウ 27976.84 +289.93 +1.05%
ナスダック 11012.24 +229.42 +2.13%
米10年債利回りは、3bp上昇の0.68%
外国為替市場 円がドルに対して4日続落
この日の米10年債入札は堅調だったものの、国債利回りは高い水準で推移した。ドルは主要通貨の大半に対して値下がり。ユーロは1週ぶりの大幅高となった
対ドル → ユーロ1.1792ドル、日本円106.86円、ポンド1.3040ドル
原油・金(GOLD)
原油価格 反発 約5カ月ぶり高値
需要持ち直しを示唆する統計が追い風。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計によると、先週は原油在庫が400万バレル余り減少し、ガソリンと留出油の在庫も減った
WTI先物9月限は、1.06ドル高の1バレル42.67ドル
北海ブレント10月限月は、93セント高の1バレル45.43ドル
金先物 小反発
1兆ドル規模の国債増発が金利ジリ高を誘発が、金価格上昇をおさえている
テクニカル面で、この夏の金・銀相場の目覚ましい上昇は昨日、激しい終わりを迎えたとのリポートもある
金先物12月限は、0.1%高の1949.00ドル