米大統領選は17日、大票田の3州で民主党候補を選ぶ予備選が開かれ、中道派のジョー・バイデン前副大統領が、南部フロリダ、中西部イリノイの両州で勝利を確実にしたと報じています。
一騎打ちとなっている左派バーニー・サンダース上院議員との差をさらに広げ、優位を固めたとあります。
米メディアによれば、フロリダでは新型コロナへの感染を懸念した選挙スタッフが現れなかったケースもあり、イリノイでは投票所に長い行列ができたとあります。
投票率の低下を懸念する声もあるという事で、こんなところにも、新型コロナウイルス間セの影響が出ているようです。
トランプ政権は10人超の集会を避けるよう国民に呼びかけていて、バイデン、サンダース両氏は少なくとも3月いっぱいは集会を開けない異例の状況下での選挙戦が続くことになります。
オンラインで有権者からの質問を受け付けるサイバー集会を開くなどして対応しているのですが、やはり盛り上がりに欠けそうですね。
次のヤマ場となる4月28日はニューヨークなど6州で予備選が予定されていましたが、東部メリーランド州がすでに延期を決定しました。
民主党にとって、トランプ大統領に勝てる候補は誰なのか...
政策云々ではなく、その一点で選ぶとするとバイデン氏なのかサンダース氏なのかとすると、多くの民主党支持者は、極左よりも中道派を選ぶのでしょうかね。
よく政策の裏づけとして財源を問い、政策を、現実的かポピュリズム的かで区別することがありますね。
財源を問われて政策を引っ込めることも分りますが、必要なことは、財源を手当することも大事のようにも思えます。
そもそもいまの財政状況にしたのは誰なんだと、言いたい気もありますけどね。
業界利益と公共利益は合致するものではなく、業界利益は万民の利益ではなく、ポピュリズム的な弱者救済措置は国を滅ぼすでしょうし、なんか立場によって違うものの最大公約数を見つけ出すのは難しいですからね。
支離滅裂になってきましたが、いま大統領選挙の民主党候補選が行われているのです。
マーケットはバイデン氏がなることを求めているようですよ...