日経平均株価が、連休明け2日間で600円以上も上昇しました。

 

連休明けの昨日は、寄り付きは前日比マイナスでスタートし、多くの市場関係者は昨日は下落を予想していただけに、「なぜ」「どうして」という疑問符が市場関係者の頭の中では一杯になっているかと思います。

 

それにしてもここまで上げてくるのか...

 

マーケットが需給だとすると、果敢な逆張り勢力が攻めてきたということでしょう。

 

あるいは世界の投資マネーが行き場を求めて、それが下げすぎた日本市場に入ってきたということなのでしょうか。投資マネーが日本市場を選んだのは、日本企業業績改善が背景にあるのでしょうね。

 

ドル/円は円安に振れていると言いながらも112円台前半です。

 

NY市場が昨日は上昇したこともありますが、上昇の理由を探すとしたら、米国による2000億ドル規模の対中関税強化において、追加関税が25%ではなく10%であったことや、25%になるまでに時間的余裕を持たせたこと、あるいはアップル関連や農産物等は対象除外にしたことを、マーケットが好感したのでしょうかね。

 

理由はいつも後付けですが、それにしてもこの上昇は「相場の強さ」と判断してよいのでしょうか。

 

朝鮮半島での南北首脳会談も無事終わったようで、外交の場では、米中韓首脳は、それぞれ北朝鮮金正恩委員長と会っているのに、日本のトップが一度も会っていないで大丈夫なのかとささやかれているようですよ。

 

「外交の安倍」と自負しているようですが、ODAでお金をばら撒いている様子はよく見かけるのですが、アジアにおける、中国や韓国、北朝鮮とのトップに働きかけている姿勢は見ていないような気がするのですがね...