今年も「中国北戴河会議」の季節がやってきました。米国では「ジャクソンホール」の季節です。

 

中国国営新華社通信によると、中国共産党の政治局員、陳希・中央組織部長が4日、河北省の避暑地、北戴河(ほくたいが)で各界の専門家らと面会したと報じています。

 

毎年夏に党指導部や長老らが集い、人事や重要政策について議論する非公式会議「北戴河会議」が始まったとみられます。

 

面会には62人の専門家が参加し、座談会を開いて意見交換したそうです。政治局員の胡春華副首相も同席したと報じています。

 

近年は党序列5位の政治局常務委員(中央書記局書記)と専門家らが北戴河で会ったとの公式報道を通じて北戴河会議の開始が確認されていましたが、王滬寧(おうこねい)政治局常務委員は今年、姿を見せなかったことが話題になっています。王氏は7月も2週間以上、動向が発表されない時期があったとのことです。

 

そして月末は、米国金融政策のこれかたのヒントが出ることが多い、FRB議長によるジャクソンホールでの講演が控えています。

 

過去の数々の金融政策にかかわる重要事項が、ここで語られています。

 

足下のマーケットは、日本勢が長期休暇なのでしょうか、動きは静かですね。

 

NY株式市場は上昇、米10年債利回りは2.94%と少し下げ気味かな。原油価格はWTIで1バレル68.91ドルとやや上昇です。

 

昨日情報誌を配信しました。内容は盛りだくさんで、豊洲移転での、東京都安全宣言に関しての記事を書きました。1ヶ月は無料で読むことができます。

 

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       らぽ~る・マガジン 第324号(2018.8.6)
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    目次
     1,今週の重要指標&予定
     2,わかりやすい経済のはなし
        ○日米欧英の中央銀行メッセージが出揃いました... 
        ○米中貿易戦争どこまで続く... 
        ○自動車・同部品関税をめぐるジュネーブ会合 
        ○米国によるイラン制裁復活
     3,いま話題のニュースの裏側
      「東京都によると豊洲安全宣言、移転延期の代償は大きい」
        ○都知事安全宣言、築地市場の豊洲移転問題を整理しよう
        ○築地市場移転の発端は「不便」と「耐震」 
        ○そもそも移転先を豊洲に決めたことが問題 
        ○移転延期の代償は大きい~膨らむ費用  
        ○移転延期の代償は大きい~東京五輪開催への影響 
        ○問われる小池都政 
     4,“1億円"への道 ~ 絶対に“億り人"になる!!”
        ○投資とトレードの有効活用 
        ○トレードの活用局面 
     5,今週の相場シナリオ(私見)
     6,よもやま話~近況

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