昨日のNY市場は三指数そろって下落でした。NYダウは572.46円も下げました。米中貿易戦争が強く意識されると、マーケットはネガティブに働くようです。

 

雇用統計も弱いもので、非農業者部門雇用者数や失業率は市場予想を下回りました。平均時給が予想通りで、前回の0.1%から0.3%に改善されたことが今後どう影響してくるかですね。

 

ドル/円は107円を割り込んで推移しました。

 

米10年債利回りも2.77%と、それまでの2.8%を割りこみました。債券が買われているようで、金価格が上昇していて、ややリスク・オフ傾向なのかもしれません。

 

ユーロ/ドルは1.2279ドルで推移しています。1.222ドル台から1.2280ドル台までドルが売られ、ややドル高が買い戻されたという感じでしょうか。

 

先月は中央銀行による金融政策がテーマでしたが、今月は米中貿易戦争が中心ですね。

 

日本では森友問題がとんでもない方向に進み素手、財務省がゴミに関して、森友学園側と口裏を合わす工作があったことが報じられ、それに官邸が関与しているのかどうかが問われています。

 

佐川証言は偽証の疑いも出てきています。

 

安倍政権の行方が問われることに発展するのかどうかを、マーケットは気にしているようですね...