こんにちは
イングランドプレミアリーグも開幕して8試合が経ち、私の応援しているチーム、ボーンマスの躍進は嬉しいニュースとなっています。
こちらが8節終えての順位表です。
さて、そのプレミアリーグには下部リーグにあたるフットボールリーグチャンピオンシップ(2部相当)、リーグ1(3部相当)、リーグ2(4部相当)があります。
そこでの活躍が見込まれてチームとしてではなく、個人で昇格、移籍をしてきた選手たちがたくさん存在します。
※そのような形を個人昇格と言います。
現イングランド代表のデレ・アリは2012年から2015年の間当時リーグ1のMKドンズというクラブでプレーしていました。
その後BIG6の1つ、トッテナムへ移籍を果たすと19歳という若さでレギュラーに定着し、トッテナムとイングランドでは不動のプレーメーカー、セカンドストライカーとして頭角を現しました。
彼のように下部リーグでの下積み時代を経て各国の代表選手として活躍する場合も少なくないのです。
そこで、個人昇格を果たした選手を紹介していきたいと思います。
1)デイビット・ブルックス(ウェールズ・21才)
所属 ボーンマス
ポジション MF
前所属 シェフィールド・ユナイテッド
彼は右サイドハーフ、トップ下を主戦場として、シェフィールド・ユナイテッドで去年30試合3ゴール4アシストという成績を残し、ボーンマスへとステップアップを果たしました。すでに7試合に出場しており、現時点ではレギュラーとなっています。7試合で2ゴールとプレミアリーグ初年度にしてはまずまずの成績を収めています。
しかし、私的には7試合を見てフィジカル面ではプレミアリーグにはまだフィットしている感じでは無いと思います。
ドリブル失敗からボールロスト、トラップが少し流れたり、ボールコントロールを磨いてほしいところです。そして、ディフェンスの対人が弱く縦に行かれてしまうこともありました。
それらに関してはもう少し時間が必要だと思います。
例年サイドの選手に怪我人が多いボーンマスでの出場機会は増えると予想されますので期待したいところです。
そして、12日に行われた国際親善試合でウェールズ代表として、交代出場し代表キャップを7試合目に伸ばしました。
代表定着のためにもクラブの活躍が必須となるため、是非とも頑張って欲しいところです。
2)ジェイムズ・マディソン(イングランド・21歳)
所属 レスター・シティー
ポジション MF
前所属 ノーウィッチ・シティー(ノリッジ)
彼はトップ下、両サイドハーフをメインポジションとして、昨シーズンはノリッジで41試合14ゴールをマークし、チャンピオンシップの得点ランキングでは9位、年間ベストイレブンに選出されるなど彼にとってキャリアハイ、満足のいくシーズンを送ることができました。
その活躍もあり、今夏にはプレミアリーグのクラブの争奪戦が繰り広げられトッテナムが関心を示し、獲得決定的と言われましたが、彼は新天地としてレスターを選択しました。
推定移籍金は20億と言われています。
今までのレスターは442のフォーメーションが基本でしたが、マディソンを左サイドに置く4231の形にシフトチェンジしました。試合では彼を中心に、ボールを動かし、左サイドながらかなり自由にプレーしてあらゆるところに顔を出している印象でした。
その結果として6試合3ゴール2アシストとかなり上々なスタートではないでしょうか。
このまま二桁得点、イングランド代表への招集を期待していきたいところです。
今回ご紹介したのは2人でしたが、今後は色々な形でたくさんの選手を紹介したいと思っています。
そして、日本における若手選手の育成についても自分なりの意見を言いたいと思っていますので、更新を待っていただければ幸いです。