前から見たいと思っていたドラマが、U-NEXTで配信になったので早速視聴しました。

2012年のドラマなのでちょっと古いです。

全20話です。


ヒロインはハン・ジミンです。

ブログ主、選んでいるわけではないのにハン・ジミンのドラマをよく見ます。

「知ってるワイフ」ではじめて見て演技力にたまげました。

チソンにカニの爪を投げつけたときの迫力、今も忘れられません。

怖かったガーン

その後「私たちのブルース」と「まぶしくて-私たちの輝く時間ー」を見ましたが、難しい役柄を見事に演じていました拍手

3本とも面白いドラマなので、未視聴の方はぜひ見てください。

チソン、キム・ウビン、ナム・ジュヒョクと毎回相手役がイケメンなのも羨ましい女優さんです。


関係ないですが、ブログ主はハン・ジミンとシン・ヘソンを混同しがち。

シン・ヘソンもよく見る女優さんですが、「黄金の私の人生」に出てたのはハン・ジミンだっけ、シン・ヘソンだっけ、というふうに混乱します。

顔が似ているわけではないので不思議ですが、2人とも演技派女優なので、ブログ主の頭の中の分類が同じようです。

しかも、このドラマには「黄金の私の人生」で行方不明の娘を探していた母親を演じた女優さんが出ていて、このドラマでもまた行方不明の娘を探しているので、ますますハン・ジミンとシン・ヘソンが同一人物化してしまいそうなうえ、ドラマの区別がつかなくなりそう。

しかし韓国、娘が行方不明になりすぎではタラー


このブログにはネタバレがありますので未視聴の方はご注意下さい。



まじかるクラウン登場人物まじかるクラウン


パク・ハ(パク・イジュン)

ハン・ジミン/1982年11月5日生


イ・ガク(世子)

パク・ユチョン/1986年6月4日生


ホン・セナ

チョン・ユミ/1984年2月23日生


ヨン・テム

イ・テソン/1985年4月21日生


世子の臣下

マンボ/チサン/ヨンスル

イ・ミノ

チェ・ウシク

チョン・ソグォン


なぜこのドラマが見たかったかというと、ブログ主はタイムスリップものが好きなのです。

単純アセアセ

朝鮮王朝時代の世子と臣下の若者たちが、現代の韓国にタイムスリップするなんて、設定を聞いただけでワクワクします。


このドラマは単純なタイムスリップものではなく、前世と現世が関係します。

そこはちょっとややこしいです。


朝鮮時代、世子の妃を決めるカンテクがあり、ファヨンは自分が候補になるために妹プヨンの顔にわざと火傷させます。(ひどい)

現代韓国でこの姉妹は親同士が再婚して義理の姉妹になりますが、姉は妹がトラックの荷台に乗ってうっかり連れられて行くのを黙って見てます。(ひどい)

その結果、妹は事故に遭い記憶喪失、迷子になって施設を転々としたあとアメリカで育ちます。

DNN鑑定で探していた父親が見つかったため韓国に戻りますが、父親は亡くなったところでした。(かわいそう)


世子は世子妃を亡くし、犯人探しをしていて何者かに襲われ、現代にタイムスリップします。

世子と臣下3人組の4人は、なぜかパク・ハが住んでいた屋根部屋に現れます。

パク・ハは殺された世子妃の妹プヨンの生まれ変わりなので、理由はありそうです。

成り行きで、パク・ハは4人の面倒をみます。

ご飯を食べさせ、色違いのお揃いジャージを着せて、ハングルや歯磨きを教えて、仕事をさせます。

若いイケメンたちに囲まれて実に楽しそうです。

パク・ハが羨ましい!!



一方、世子の生まれ変わりとおぼしき御曹司ヨン・テヨンは2年前に海で事故に逢い、行方不明です。

世子はこのヨン・テヨンになりすまし、ブラックカードを手に入れて羽振りが良くなり、パク・ハが住んでいた粗末な屋根部屋を豪華な二階建てに改築します。

韓国ドラマを見ていると、ビルの屋上に部屋があるのをよく見ます。

こういうのを「屋根部屋」と言うんですね。

なんか素敵だなぁ、住んでみたいなぁ、と思いますが、建築基準法とか大丈夫なん!?

韓国は地震がないそうなので、よいのかしら。



朝鮮時代の若者が現代文明に驚き、オムライスに感激したり、エレベーターの中で着替えたり、タイムスリップもの定番の描写はコミカルで爆笑できます。

タイムスリップものはこれが楽しい爆笑

いつもパク・ハが運転するトラックの荷台に乗っていた臣下たちが、高級車の後ろに乗れと言われてトランクにちょこんと入るシーンはほっこりラブ

この3人組は癒しでした。


現代にタイムスリップした世子は、現代でも気位が高くて、仕事もせず、威張ってます。

ヒロインのパク・ハとは衝突ばかりしますが、5話で唐突に良い雰囲気になります。

しかし世子は、世子妃と瓜二つのパク・ハの義理の姉ホン・セナに関心があります。

世子妃の転生ホン・セナと婚姻すれば朝鮮時代に戻れるはずだと勝手に思い込んでいるようです。

世子の説によれば、セナと婚姻すれば、誰かがセナを殺しにくる。

それを止めて犯人を捕まえれば、朝鮮時代に殺された世子妃の謎もとけて、戻れる。

賢者から聞いたわけではなく、世子が考えたタイムスリップルールです。

意味不明ですが、驚くことにだいたいあってます。


ファンタジーの独自ルールにいちいち文句を言うはナンセンスだと思いますが、たまには、なるほど!!と納得させられるようなルールを考えて欲しいものです。


世子は、朝鮮時代は世子妃を愛していました。

妹の顔にわざと火傷させるおっそろしい本性を全く見抜けないおバカさんです。

現代で見つけた世子妃とそっくりのホン・セナのことも、最初はのぼせてしつこく追いかけ回します。

確かにホン・セナは美人で、言動に品もあります。

逆に、喧嘩ばかりしているパク・ハのことをなぜ好きになったのか不思議です。

パク・ハも、偉そうな世子のどこがよかったのか。

現代人の女性の感覚では、あれしろこれしろ、あれはするなと命令ばかりする男なんて、いくら顔が良くてもお断りだと思うと思うのですが。

でも世の中には現代の優しい(ヤワな)男性に物足りなさを感じる女性もいるかもしれません。


娘(次女)を探している母親チャン会長はお金持ちです。

ホン・セナはチャン会長が探している娘がパク・ハだと気づきますが、それを隠します。

大嫌いな義妹がお金持ちになるのが許せないのです。

性根が腐ってます。

ところが実はホン・セナも、チャン会長の実の娘(長女)で、2人は母親が同じ姉妹なのでしたびっくり

自分が産んだ娘を2人とも手放すなんて、チャン会長になにがあったのでしょう。

チャン会長の人生だけで別のドラマが一本出来そうですが、そのへんはさらっとしか説明されません。

セナの恋人ヨン・テムは、セナもチャン会長の娘だとは知らず、セナをパク・ハの身代わりにしようと画策します。

ヨン・テムは小悪党という感じで、まったく脅威感がありませんでした。

なにを企んでもどうせ失敗するんでしょ、という感じが滲み出てました。

この悪巧みばかりするカップルはお似合いでした。


パク・ハに対してヒドいことばかりするホン・セナは本当に嫌な女で不愉快でした。

「紳士とお嬢さん」のチョ・サラを思い出します。

どうかこの女が酷い目にあいますように、と祈りながら見ていましたが、たいして酷い目にあわずガッカリしました。


最終回にやっと世子妃殺害事件の謎がわかりますが、プヨンが可哀想過ぎて無理えーん


結局、世子は朝鮮時代に戻り、パク・ハは現代に残って2人は結ばれません。

タイムスリップものの場合、どちらかがスリップ先の時代に残って結ばれるハッピーエンドケースと、残念ながら別れるケースがあります。

しょうがない、と思います。

いくら現代文明が便利で美味しいものがたくさんあっても、朝鮮時代の若者たちはみんな、元の時代に戻りたいと思っていました。

家族がいるせいもありますが、やっぱり、慣れ親しんだ環境のほうが生きやすいのだと思います。


ただ、パク・ハは世子が転生したヨン・テヨンと出会いました。

でも転生って、前世の人間と同じようで、同じ人ってわけじゃないと思うので、やや違和感があります。

パク・ハがヨン・テヨンに惹かれたとしたら、世子と似ているからでしょうか。

恋がはじまるきっかけとしてはそれでいいのかもしれません。

なにより、300年前に密かに慕っていた世子を守るために亡くなったプヨンの想いが、300年後に成就したと思えば、良かったね〜と思います。


朝鮮時代に戻った世子たちが、集まってジャージ姿でオムライスを食べて現代語で話すシーン、笑いました爆笑


朝鮮時代の若者が短期間に現代に適応しすぎなのは不自然でしたし、とくにヨン・テヨンのふりをした世子は大企業でプレゼンまでこなす超人ぶりで、さらに不自然でした。

もともと設定がファンタジーなので、不自然や不思議は見ないふりして没入したほうがドラマを楽しめます。


世子を演じたパク・ユチョン、ブログ主は初見でしたが、元東方神起の方なのですね。

知らんかったわ。


あと、ヨン・テムを演じていたイ・テソンは「私の黄金の人生」に、シン・ヘソンの兄役で出てますね。

ますますシン・ヘソンとハン・ジミンがわからなくなりそうですアセアセ


タイムスリップものドラマはやっぱり面白いですね。




*本文中、敬称略させていただいています。




赤薔薇X赤薔薇

 

@SAYO93049989

ブログ主のタイ沼専用アカウントです。

タイ沼民様はフォロバさせていただきます。

お気軽に絡んでください。