このドラマは2024年1月23日から、TBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマです。
なんと!放送中からNetflixでもU-NEXTでも視聴できました。
もちろん現在も視聴できます。
やっと日本のドラマも世界市場に出ることになったのかと感慨深いですが、1話を見たときはまるで韓流ドラマみたい、と思いました。
決して悪い意味ではありません。
普段、韓流ドラマしかみないという方も、楽しく視聴出来たのではないでしょうか。

ブログ主は国内ドラマも結構見ますが、今まで感想文を書いたことがなかったようです。
今回「国内ドラマ」というカテゴリーを新たに作りました。


本宮侑里

二階堂ふみ/1994年9月21日(29歳)



ユン・テオ

チェ・ジョンヒョプ/1993年5月19日(30歳)



花岡彰人

中川大志/1998年6月14日(25歳)


二階堂ふみ演じるヒロインの侑里は、北海道で海の事故に遭って以来、他人の心の声が聞こえるようになります。
そんな体質では人付き合いも恋愛も難しいでしょう。
ところが、デリバリーの青年テオ君は韓国人で、日本語でコミュニケーションは出来ますが、心の声は韓国語なので、侑里にはテオ君の心の声が聞こえても理解が出来ません。
そんな相手なら気楽に構えず向きあえるだろうなあと思います。
これ、設定が上手いグッ

ところで、テオ君の心の声には字幕がつかず、視聴者も侑里と同じようにテオ君が考えていることがわかりません。
毎日のように韓国ドラマを見ているくせに、テオ君の心の声がさっぱりわからないことに軽い衝撃をうけました。
言語というのは、ただボーっと見て聞いてるだけで取得できるものではないのですね。←当たり前タラー

テオ君と侑里はお互いに好意を持ちますが、侑里の大学時代からの友人で、会社では右腕的な存在である花岡君が障害になります。
演じているのは中川大志です。
理知的で爽やかでとてもカッコ良いですラブ
中川大志は「鎌倉殿の13人」も素敵でしたハート
3人だけで行くことになった北海道出張は気まずくて、見ているこっちもいたたまれない気持ちになりましたが、とっても面白いエピソードでした爆笑
花岡君は身の引きかたがスタイリッシュでますますカッコ良かったラブ

テオ君はぐいぐい距離感を詰めてくる強引なところもあるかと思えば、びっくりするくらい諦めも早く、掴みどころのない男の子です。
笑顔の破壊力がすごい。
眩しいキラキラ
可愛くて魅力的です。
テオ君は年下ワンコキャラですが、演じているチェ・ジョンヒョプは、二階堂ふみより一歳上なんですね。
とても三十歳には見えません。
他のドラマも楽しみですおねがい



韓国で「ご飯食べましたか」というのは挨拶代わりだとか、交際すると連絡をマメにとりあうとか、付き合って何日目の記念日を祝うとか、韓国あるあるも面白かったです。
こういうエピソードはもっと欲しかったくらい。
このあたりは、韓流ドラマで学んだというよりは、ブログ主はYouTubeで教えてもらいました。
このドラマでも侑里がネットでヌナを検索すると、きばるんのYouTubeがヒットしますが、ブログ主もきばるんのチャンネルは登録していつも楽しく見させていただいてます。

2人が両想いになるまではキュンキュンピンクハートラブストーリーでしたが、心の声が聞こえる侑里がこのままだと不幸になる、恋人が死ぬ、という設定は摩訶不思議でした。
しかもソースが絵本。
たとえ事実をもとに描かれた絵本だとしても、同じ特性をもつ人間が同じ運命になると決めつける根拠は何ですのん!?
他人の心の声が聞こえることを承知して交際しても、結局うまくいかなくて別れることになる、という説なら説得力がありますが、相手が死んでしまうという理屈がわかりません。
絵本を信じて、別れさせようとする大学教授や侑里自身、受け入れるテオくん、なぜ!?



心の声が聞こえる能力をなくせば呪いが解ける、というのもとってつけたような妙なルールですが、そんな能力はないほうが生きやすいとは思います。
ただ、侑里の場合はその力がないと父親と会話が出来なくなってしまいます。
侑里のお父さんは侑里としか会話形式の複雑なコミュニケーションがとれません。
それを奪ってしまうのは酷です。

結局、「そのままの侑里さんがすき」というテオ君の配慮から、侑里の能力はそのままでした。
いつかはなくしたほうが、生きやすいかもしれません。

もうひとつぜひツッコミたいのが、心の声が聞こえる侑里が、長年、花岡君の気持ちに気づかなかったというのはおかしくないですか。
花岡君は態度には出さなくても、心の内は隠してなかった、隠せなかったはず、と思うのです。
花岡君の件以外にも、本来なら、その力のせいで日々、社員の不平や不満が聞こえてきてストレスになってもおかしくないと思いますが、侑里は社員とうまく付き合えています。
不平不満がまったくない素晴らしい社内環境で、社員たちも人間的に良い人ばかりが集まったのでしょうか。
普段どんなに良い人でも、たまに心の中で毒を吐くのは普通のことだと思うんです。
人の心の中なんてもっとドロドロして汚いはず!!と思うのはブログ主の心が汚れているからかしら。
とにかく、侑里の能力は、侑里に都合が良過ぎる気がしました。

ファンタジードラマの設定に黙っていられないのはブログ主の悪癖です。
どうぞご容赦ください🙇
むしろ、ツッコミ出来ないと感想文が書けないのです。

日本のドラマもどんどん世界に出ていってほしい、挑戦してほしいと思います。
魅力的な俳優さんはたくさんいるのですから。

同時期に放送していた「不適切にも程がある」もとても面白かったですOK
ツッコミどころはたくさんありますが、あのドラマにツッコミのはナンセンスにも程があると思いますので自粛します。




◼️OST◼️



◼️きばるん◼️





*本文中、敬称略させていただいています。




赤薔薇X赤薔薇

 

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