2022年のタイのドラマです。

いまタイ沼で最も話題のドラマが「Last Twilight」(2023)ですが、流行に遅れがちなブログ主も見ております。

主演カップルのジミシーが予想以上に素敵で、2人が初めてカップル役を演じたこのドラマを見たいと思い、テラサに再加入しました。


原作が「2gether」のジッティレインとか、GMMの俳優さんたちがゲスト出演していたりと話題作ですが、1話を見たときは、ちょっと苦手な話だなあと思いました。

一言で言うと、異世界転生BLドラマ、でしょうか。

死んで(死んでない?)目覚めたら別の世界で別人になっていた、という話です。

ファンタジーが過ぎて、なかなか頭に入ってきませんでしたが、今をときめくジミシーはやっぱり予想以上に素敵キラキラでした。


このブログにはネタバレがありますので、未視聴の方はご注意くださいませ。



リボン登場人物リボン


タレー

カラリスト志望、求職中だったが内定をもらったタイミングで水の事故にあう

Tawinan Anukoolprasert(Sea)

1999.4.13生


プーン

有名俳優

Jitaraphol Potiwihok(Jimmy)

1994.8.21生



■異世界■


タレー

下矢印下矢印下矢印

テス

映画制作会社社長の息子

パワット・チットサワンディ(オーム)

2000年3月22日生


プーン

下矢印下矢印下矢印

タン・パコーン・ウーアンクーン

脚本家志望

コーラパット・クッパン(ナノン)

2000年12月18日生


アップ

タンの友達で、脚本家チームのメンバー

トライ・ニムタワット(ニオ)

2001年1月14日生


ウー

タンの友達で、脚本家チームのメンバー

タナブーン・キエットニラン(ウー)

2000年1月9日生

Enchanté(2022)


ヒューズ

テスの友人

タラトーン・ジャンタラウォーラカーン(ブーム)

1998年9月28日生

Enchanté(2022)


キタ

テスの友人

パヌロー・チャルムキッポーンタウィー(ペッパー)


パン

プーンと共演経験のある女優、異世界ではヨガインストラクター

ティパナリー・ウィーラワトノドム(ナムターン)

1996年7月1日生

Who Are You(2020)



リボン感想リボン


異世界で目覚めたタレーはお金持ちの家の息子テスになっていました。

タレーがシーで、テスはオームですが、タレー視点で話が進むため、主にシーが演じています。

周りの人にはオームの外見で見えているということですね。

まずこれがなんだかややこしい。

ずっとオームで良い気がしました。


同じように、プーンは異世界でタンになりました。

プーンがジミーで、タンはナノンです。


実はブログ主、オムナノが出てることを知らなかったのですが、このドラマってジミシーでオムナノってことですか。

贅沢ですね。

EP1のゲスト出演で、フォスブックがチラっと出てましたが、これまた贅沢ですね。

フォース、ブック以外にも次々に人気俳優さんが登場します。

GMM、強すぎる。


異世界転生モノの何が苦手かと言うと、その世界のルールが作者の自由なので、ご都合主義に思えてしまうところです。

タレーは異世界転生した先輩から、元の世界に戻る方法を教えてもらいますが「ポートキーを見つけて夢を見ること」だそうです。

?

ちょっと意味がわかりません。


タレーはなぜかタンをポートキーと決めつけて追いかけ回しますが、途中でタンが別人のように変わり、タレーはタンもまた別の世界からきた人物だと気づきます。

異世界転生が日常茶飯事的におこるの何事ですのアセアセ


タンは元の世界で人気俳優プーンだったことを隠します。

同じ境遇の2人は協力して異世界で生きるうちに親密になっていくのですが、ブログ主はなんかもやもやしました。

だって、タレーの目にはタンはナノンの容姿に見えていて、タンの目には、タレーはオームの容姿に見えているのだから、好ましいと感じるのはナノンであり、オームじゃないですか。

外見じゃなくて内面を好きになる、と言いたいのかなと思いますが、恋のトキメキ、ドキドキという心拍数の変化は相手の顔やカラダや表情を見て起こるものだと思うのです。

だからちょっと設定にもやもや。

一緒にお風呂に入るシーンがありますが、肉体にドキドキした場合、それは誰に対するドキドキなのかわかりません。

こういうのは頭で考え過ぎないほうがよいってことでしょうね。



親密になる前の唐突な風呂シーン


タンは異世界で友人たちと一緒に脚本家を目指していました。

プーンには脚本を書くスキルはありませんが、タンの人生のために代わりに奮闘します。

もともと俳優だったのでまったく畑違いの分野ではなく、プーンに脚本が書けても納得できますが、元に戻ったとき、タンは他人(プーン)の実績を自分のことのように喜べるだろと、これも少し疑問に思いました。

でも、別の職業に変わっているほうがショックかもしれません。


タレー(テス)とプーン(タン)は順調に仲良くなっていきますが、キスしてもプーンは自分の本当の名前をなぜかタレーに言いません。



美しいキスシーンハート


そしてキスしてもなかなか恋人にならない2人。

Why?

タレーは、その人を好きかどうかどうしたらわかる?と友人のキタに聞きますが、そんなことを聞いてる段階ではまだ好きになってないんじゃないかな。

誰かを好きになったら、自分でわかると思います。


タレーとタン(プーン)はお互いがポートキーでなければ、別のポートキーを探す必要があり、そういう事情で、関係を進展できないように見受けられますが、ポートキーって、別に愛し愛される間柄という意味ではないのでは??


異世界で一緒に映画の仕事をして、いつの間にか一年が経過。

こんなに長く元の世界に戻れないというのは予想外でした。

結局、2年いることになりますが。

1作目の映画が不評で終わり、2作目は友人に出資してもらって制作します。

監督に選んだのは、テスとタンの高校時代の同級生メークで、演じているのはパースです。


メーク

テスとタンの高校時代の同級生、インディーズ映画の監督

タナポン・スクムパンタナーサーン(パース)

2001年3月20日生

Dangerous Romance(2023)


タレーはメークの外見が、高校時代に片想いだった相手に似ているとタンに言います。

メークも高校時代にテスに片想いしていたとタンに言います。

男子が男子に片想いしていたとナチュラルに言える世界観を素敵だなあと思いましたが、突然の三角関係展開にはびっくり。

刷り込みかもしれませんが、パースとシーのカップルはまったくしっくりきません。



メークのおかげで、タレーとタンはお互いの気持ちを打ち明け、やっと両思いを確信します。

とっくに両思いだったと思いますが、ここに至るまでが結構長かった。


そしてやっと両思いになったと思ったら、タンから「元の世界に帰りたくない」と言われたタレーが激怒。

それは「タンの人生を奪うことだ」というのがタレーの言い分です。

確かにタンの友人やタンの両親はタンのもので、プーンのものではありません。

でも、プーンはタンの人生を盗んだわけではなく、アクシデントで入れ替わっただけなのだから、そこまで責めなくても…と思いました。

もし自分が異世界転生してしまい、転生先の人生のほうが良かったら、ぜひ残りたいと思うと思います。


気まずくなったタレーとタンでしたが、パンのアドバイスもあり、仲直り。

脚本チーム「フレンドクレジッツ」の一周年のお祝いで、タレーが自作の絵を描いた帽子をプレゼントしたことから、プーンは元の世界でタレーと会っていたこと、タレーの本当の姿を知ります。

シャレた伏線回収でしたが、帽子にマジックで絵を描いてプレゼントするって、タイではよくあることなんでしょうか。

日本だったら、嫌な顔されそうアセアセ




よかったね、これで元の世界に戻れるね、と安心していたところ、なんとプーンだけ先に元の世界に戻ってしまいました。

タレーは置き去りですガーン

元の世界に戻ったプーンはタレーを探して会いに行きますが、タレーの中身はテスでしたガーン

この展開は予想外!!


ところで、テスとタンは仲良くなっていないんですね。

ちょっとガッカリ。

オムナノの無駄遣いですよタラー

テスとタンの別世界で物語も気になりますし、元の世界に戻った2人のその後も知りたかった。


タレーはプーンより一月遅れて元の世界に戻り、プーンに会いに行きましたが、元の世界ではプーンは有名人で、近寄れません。

このすれ違いはまるで韓流ドラマのようでした。

2人は異世界でキスした素敵なカフェで再会を果たします。



このドラマ、タレーとプーンの関係の進展が遅くてイラッとしましたが、ジミシーのケミはとっても良かったですラブラブ

何度も言いますが、タイはカップリングの天才です。

仲間たちと映画作りをする過程も楽しく、豪華なゲストも楽しめました。

「落ちるまでキスするぞ」とか「先輩を妻にします」とか、名作タイBLドラマのオマージュもあって、サービス満点💯です。


ただ、このドラマ、忖度商品が多かった。

ケンタッキーにスナックにオイシィにママOKにニベアに歯磨き粉、まだあったっけ。

作品のテンポを悪くするのでもうちょっと減らしたほうがよくないですか。

さりげなく画面に写り込んでいるくらいならよいけど。


テスの友達ヒューズを演じたブームと、タンの友人ウーを演じたウーはカップルになりましたが、2人とも「Enchanté」では、自称アンシャンテを演じてたんですね。

もちろん調べるまでわかりませんでしたけどアセアセ


最後まで見たあと「Our Skyy2」で続編を見ました。

ドラマの最終回から5年後の話で、こちらもとても良かったです。

「Our Skyy2」もテラサで視聴しました。

本編を見たとき、異世界でタレーとプーンがなかなかくっつかず、両思いになっても肉体的に結ばれる描写(つまりベッドシーン)がなかったのを不自然だと思いましたが、続編を見て納得しました。

タレーもプーンも、自分の肉体ではないのに、そういうことをすることに対して、テスとタンに遠慮したのかもしれないですね。


「Last Twilight」ももうすぐ完結。

次は「Last Twilight」の感想で会いましょう。

バイバイバイバイ



■ゲスト■


新婚カップル

ジーラチャポン・シーサング(フォース)

カシデット・プルークポン(ブック)


ソム/プレー

パンサ・ウォスビエン(ミルク)

パッタラーニット・リンパティッヤーコーン(ラブ)


評論家/サード

アタパン・プーンサワット(ガン)


配達員トン・タワン

タワン・ウィホクラット(テイ)


獣医師ミックス先生

サハパー・ウォンラート(ミックス)





*本文中、敬称略させていただいています。




赤薔薇X赤薔薇

 

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