もはや作品についての説明は不要だと思います。

ブログ主の界隈では、キンポル見てない人は沼人にあらず、というほどの勢いで、毎週放送日にはTwitterがお祭り騒ぎでした。

ブログ主は英語スキルがないので、YouTubeでのリアタイは諦めて大人しくU-NEXTで日本語字幕付きを視聴しました。

しかもケチなので、ある程度話数が溜まってからU-NEXTに再加入したため、盛り上がりにはついていけませんでしたが、一気見の醍醐味は味わえました。

タイBLドラマはまた一段階、世界をリードしてしまったと思う素晴らしい作品でした。


このブログにはネタバレがあります。

考察やお得情報はございません。

ドラマにツッコミを入れないといられない体質のため、たまに暴言を吐くことがありますが、あくまで個人の感想です、見逃してください。

なお、ブログ主はポルシェ担のキンポル推しです。

サブカップルのベガスピート、キムポーシェについてのコメントはほとんどありませんので、ご承知ください。



ロックグラス登場人物ロックグラス


Kinn/キン

パークプーム・ロムサイトーン(マイル)

1992年1月5日生


Porsche/ポルシェ

ナタウィン・ワッタナキティパット(アポー)

1994年2月24日生


Pete/ピート

ジャカパン・プッター(ビウ)

1994年6月4日生


Vegas/ベガス

ウィッチャパート・スメーティクン(バイブル)

1997年12月25日生


Porchay / ポーシェー

トリンシッド・イッサラポンポーン(バーコード)

2004年8月4日生

Kim/キム

ジェフ・サター

1995年3月6日生



ロックグラスあらすじロックグラス


バーで働くポルシェ(大学生)はある夜突然、襲撃されている男に助けを求められ、5万バーツで請負うが、現金の代わりに男から高級時計を奪う。

その男とはマフィアの息子キンだった。

後日、ポルシェは、バーにやって来たキンに拉致され、キンの父親であるマフィアのボス・ゴーンからキンのボディーガードになるよう言われる。



ロックグラス感想ロックグラス


正直言って一話を見たときは、キンもポルシェも顔が好みではありませんでした。

あくまで個人の好みなので、強火担のみなさま、怒らないでくださいね。


ただし、キンもポルシェも、いいカラダしてるなあ〜とは、思いましたよ勿論。

シャツのボタンがボタンの仕事してない胸元全開で、あれはなんなんですかね。

サービス?

ありがとうございますお願い



あと、ポルシェの身体能力の高さは素敵でしたラブ

あんなに美しい飛び蹴り、滅多にお目にかかれません。

ブログ主はアクションシーンが大好きなので、アクション+BLドラマは大好物です。


顔が好みじゃないと言いつつ、船上でキンに追い詰められてもじもじと体を捩るとこや、「おまえを守るくらいなら魚に食われたほうがマシだ」と言う強気発言のポルシェには惹かれるところがありました。


2話では、あんなに身体能力が高かったポルシェが、BGとしてはびっくりするほどポンコツで、主人の飲み物にワサビを入れるわ、ボヤ騒ぎ起こすわ、池に立ちションして鯉を死なせるわ、挙句に仕事中に酔っ払ってキンが女刺客に襲われるという失態、いや普通ならクビだよね。

分家の次男を怪我させたとき殺されていても不思議じゃないよね。

すでに2話で、キンがポルシェに惹かれていてエコ贔屓しているのがなんとなく察せられます。

キンは「部下は平等に扱う」と言いますが、いやいやいや、はじめから贔屓してるから!

ただ、黒スーツでビシッと決まったポルシェを見たら、エコ贔屓したくなる気持ちはわかります。


最終回まで見たあとで見返すと、キンパパのゴーン氏がポルシェを厚遇するのは、すでにポルシェを分家の跡目にするという目論見があったのかもしれない、と思わせられます。


2話はかなり笑える仕上がりになっていて、マフィア物イコール人がたくさん死ぬ重い内容という予想を良い意味で裏切ってくれました。


キンのお兄さんのテーンクンを「TharnType」でターンの兄トーンを演じたTongが演じていますが、とてもチャーミングで、ハマり役です。

死んだ鯉を抱きしめて泣く姿は何度見ても笑ってしまう。


キンを「この人もしかしたらめっちゃ素敵な人やん」と気づいたのは3話です。

クラブではしゃぐマフィアたちも可愛かったですが、笑顔のキン様にはハートを撃ち抜かれましたキューン

キン様ってば、あんなふうに無邪気にはしゃぐキャラだったっけ?

これがギャップ萌えってやつかしらラブ


イケメンってちょっと冷酷に見える表情の方がカッコ良いって人が多くて、笑った顔の方が素敵って人は少ないように思います。

いま思いつくのはシャオ・ジャンとマイルくらいです。


3話はキンとポルシェのファーストキスもありましたハート

川辺にキンを連れて行ったの、ポルシェなのよね。

なんで連れて行ったのかしらニヤリ


めっちゃ素敵なキンポルのファーストキス


4話では、ビッグに嵌められたポルシェがキンの情事を見てしまう場面で爆笑爆笑

その前のサウナでキンと張り合ってぶっ倒れるとこも笑ったし、太腿の上に崩れてきたポルシェに困惑しながら嬉しそうに笑ったキンにまたしてもヤラれました。

なんちゅう、可愛い人だラブ


4話で分家のベガスがポルシェに接近しますが、ベガスはいち早く、キンのポルシェへの関心を見抜いていたんですね。

洞察力やばいね!

ベガスとピートがちょっと絡みましたが、この時点ではまさか、ベガスとピートがあんなことになるなんて予想もつきませんでした。


4話はキムとポーシェの出会いもありました。

ポーシェはまだ幼くて純真な少年に見えるので、キムに対する感情は憧れくらいで良かったなあ。


キムといえば、隠しボードに人物相関図みたいなの熱心に作ってますが、アレってアメドラや韓流ドラマで復讐企ててる人間がよく作るやつですよね。

それか、猟奇的連続殺人犯を追うクリミナルマインドか。

自分んちの相関図作るとか、ビッグにドラマの見過ぎだと言ってたキムこそドラマの見過ぎじゃね?


4話のラストで、早くもキンとポルシェが肉体的に結ばれましたが、そのシーンがエロくて情緒的で、美しくて切なくてあまりに最高でしたハートハートハート

ツイ友さんたちが、パンツパンツと盛り上がっていたポルシェの白ブリーフ姿、眼福でしたチュー

ポルシェは褐色の健康的な肌色のせいか、タンクトップといいブリーフといい白が異常に似合います。


白タンクトップ姿のポルシェ好きいいいい♡


4話で結ばれたキムとポルシェでしたが、5話では2人とも変に悩んでましたね。

とくにポルシェの落ち込みようったら。

鈍感なブログ主は、ポルシェが何を悩んでいるのかいまいちわかりませんでした。

今まで考えてもなかった、同性とシテしまったことに対するショックとか戸惑いなのかな。

2人とも、別の相手とセックスしようとして出来なくて途中でやめちゃいましたが、これはちょっと相手に失礼じゃない?

はじめたら最後まで頑張れよ。

(ヤッたらヤッたで文句言うけどね)


「冷静に話をするべき」とピートにアドバイスされたキン、ポルシェの家に迎えに行きますが、ポルシェの友達に同僚と勘違いされて、冷蔵庫にビールを取りにいかされ、野菜まで切ってこいとか、笑っちゃった爆笑

友達帰ったあとの痴話喧嘩みたいな会話もニヤニヤしましたが、そこに覆面の男たち登場。

この緩急が素晴らしい拍手

そして、物語は癒しの森に。


6話はまるまるキンとポルシェ、2人だけの世界、癒しの森、幸せの森、マフィアの休暇編。

キン×ポル派にとっては神回キラキラでした。

手錠で繋がれたキンとポルシェが一緒に森を彷徨い、水を浴び、魚を獲り、廃車を寝床にして夢を語り合いあう。

まるで腐女子の妄想のような、誰かの二次創作のような回でした。

なんか、ありがとうございますおねがい



キンはポルシェに何度も謝りました。

とくに、「あの夜のこと」を。

でもねえ、あの夜、ポルシェは薬を盛られたせいかもしれませんけど、かなり誘ってましたよね?

めっちゃセクシーに絡んできましたよね?

あんなんされて我慢出来たら聖人君子よ。

レイプしたわけじゃないので、そんなに謝らなくてもと思いましたけど、キンって根はとても誠実なんだなと感じました。


キンはポルシェへの想いを確信したのでしょうか。

ポルシェに「逃げろ」と言いました。

弟と暮らして、海辺でバーを開く夢を叶えろと。

泣けましたえーん

キスシーンもすごく良かった。

そして6.5話がまた同人誌のおまけコピー本のような素敵な小話でした。


7話では、ベガスが本気出してキンとポルシェの中を裂こうとちょっかいだしてきて、キンは嫉妬でメラメラ炎

そんな中で、作戦前夜ちょっとナーバスになってキンに「励まして」と電話するポルシェと、そこに本人登場していい雰囲気になるシーンが最高でした。

こんなロマンチックなシチュエーションで下ネタ挟むところがキンとポルシェらしくてイイ!!

その後、ジェフの美しい歌声をBGMにした贅沢なキスシーンにはうっとり。


ラストのエッチシーンも勿論素晴らしかった。

嫉妬から「誰にでも身体を開くんだな」って言っちゃうキンに「愛さなきゃよかった」って愛したことを白状しちゃうポルシェ。

喧嘩のあとのセックスは萌える、を見事に演じたマイルとアポーに拍手喝采拍手



8話はイチャイチャのラブラブのアツアツでしたハート

あんなエロいことをしておいて、デートは中学生レベルの2人ですが、キンもポルシェも人生で初めてのデートなんですね。

オシャレなカフェで甘いスウィーツ食べて写真を撮るだけで蕩けそうな幸せそうな表情して、2人とも可愛すぎる。

恋をしているのが楽しくてたまらないって伝わってきました。

でも、ケーキ片手に頬を膨らませて可愛いポーズしたキンの写真、抗争相手のマフィアに見られたらマズいんじゃない?

この恥ずかしい写真をバラ撒かれたくなかったら言うこときけ、と強請られるんじゃないかと心配です。(余計な心配)


忖度商品をこんな紹介していいんですか?下ネタ入ってますケドw


タイBLドラマ名物のプールの中のキスシーンも綺麗に撮れてました。


キンの元カレのタワンが登場して今度はポルシェが嫉妬する番ですね。

タワンを幽霊だと勘違いしたポルシェがお坊さんから貰ったお守り笑い泣き

8話はラブラブとお笑いしかなくて最高ですグッ


9話、昔話を楽しそうにするタワンとキンに嫉妬するポルシェ、かわゆし。

悩んだポルシェはハム・バーのヨックママにまた相談に行きますが、なぜヨックママに全幅の信頼を寄せているのか。

ヨックママ、ああ見えて恋愛の達人なのかな。


ところでタワン役のNaは「I Promised You the Moon 〜僕の愛を君の⼼で訳して〜」で、テイの憧れのトップ先輩を演じてた俳優さんなんですね。

あと「Until We Meet Again〜運命の赤い糸〜」ではシンの恋人ソーン役もやってますが、調べるまで気づきませんでした。


タワン、見るからに胡散臭くて、盗聴したり尾行したりするポルシェの行動は理解出来ます。

嫉妬もあっただろうし、キンが心配だったんだよね、多分。

ところが夜のプールでベガスとワイン飲みながら語っちゃったするもんだから、スパイだって疑われてしまい、監禁。

脇が甘いとしか言えない。


このとき、テーンクンが「ポルシェが裏切るわけがない。タワンにハメられた」と言いましたが、この人、キンが言ってたように、おかしくなったフリをしているだけで、まともなのかもと思いました。


マフィアものドラマとしてはこういうシーンもありね


10話、キンに「オレを信じろ」と言ってベガスと逃亡したポルシェ。

タワンはポーシェを拉致して、ポルシェを誘き寄せましたが、ここでポーシェを救うべくキムが大活躍。

銃を撃つスタイルが様になっていて、カッコよかったラブ

家業に逆らって、ミュージシャンを自称する推理マニアじゃなかったのねん。


ここでビッグがポルシェを庇って殉職えーん

可哀想なのは死んだことより、扱い方です。

もうちょっとみんな悲しんでやってください。

あと、本家はBGに防弾チョッキを配ってください。


ベガスの企みがバレ、ポルシェはマフィアで仕事していることが弟にバレ、ピートはベガスの手に堕ちてしまいました。

しかしベガスさあ、めっちゃ楽しそうにピートの股間に電流充ててる場合じゃないんじゃね?

さっさと国外逃亡した方が良かったよね。



キンとポルシェは仲直りセックス。

幸せそうでいいんですけど、ピートのこと思い出してアセアセ


11話、ベガスのヤバい性癖が露わに。

ピートが部屋を探ったときもSMの小道具がナチュラルに置かれてましたが、普段からそういうセックスを嗜んでおられるの?

ブログ主は身体的な痛みに非常に弱い人間なので、他人に痛みを与えることに悦びを感じる人や、痛みを与えられて悦ぶ人は理解出来ません。

見ているだけで、アイタタタタ…って思っちゃう。


キンはポルシェとの関係を公表、ゴーンは2人を認めて、ポルシェをキンのボディガードから外し、キンの恋人として弟と一緒に本家で住むように、と。

後継がゲイであることにごにゃごにゃ言わないゴーン氏ってその点は懐が広いですね。


推理マニアのキムがとうとう、ポルシェの両親の交通事故死の謎の解明に取り組みます。

10年間も認知症のフリをする元刑事さん、相当闇深な事件の予感。


キンとポルシェはゴージャスなヘリデートをエンジョイ。

毎回オープニングでちょこっと映るヘリが、まさかこんな使われ方をされるだなんて。

てっきり抗争の最終戦争で使われるのかと思ってました。


ピートはベガスに拉致られたまま、禍々しい薄暗い部屋で少しずつ心を通わせてますが、これはストックホルム症候群なんですかね。


12話、ポーシェは大学受験するふりしてやめちゃったのは兄とキムに対する反抗かしら。


ポルシェは、自分が本家で働くことになったのがゴーンに仕組まれたことだと知って、弟と本家を出て行きます。

キンとの仲はどうなるの!?と心配しましたが、ちゃっかりポルシェの家にいるキン、笑った爆笑

「お待たせ〜」って、可愛いぞ!!



ベガスピートはとうとう一線を超えました。

淫靡なセックスシーンでした。

ピート、可愛い顔してるけど、縛られたりするの好きだったのねびっくり


ポーシェはすっかりグレちゃって髪を青色に染めて酒場で悪い先輩たちと飲酒。

助けてくれたキムにも暴言。

難しいお年頃よね。


13話、ベガス父は息子に対するDVが過ぎる。

ベガスに会うたびに頬っぺた張らないと死ぬ病気かなんかですかあ?

見ていて不愉快になりますプンプン

ピートを案じたテーンクンがキンとポルシェを「バカ」「薄情」と罵りますが、ほんとそれな!と完全に同意。

そして勝手にピートを弔うテーンクン。

ATMを燃やしたり、寂しかったらヨックを連れて行けとか、面白すぎる爆笑

最終回前でも笑わせにくるドラマです。


13話の見所のこれ。お風呂なのかプールなのか考えて集中出来なかったけど、2周目で堪能♡


ポルシェはゴーンを疑いながら本家に戻りましたが、すぐまた出奔。

自分の家族とゴーンの関係の調査をベガスに頼りますが、これは悪手としか思えません。

そのことで本家の弱みを握られる可能性を考えるべきだし、ベガスと絡むことでキンを傷つけるってことも考えようよ。

まあ、そういうことの一切を考える余裕がなかったんでしょうね。


最終回。

キンパパはなぜ、死んだフリをしたのか。

多分、分家を罠にハメるためだと思うのだけど、分家がカチコミに来るのを予想出来たのなら、備えろと言いたい。


マフィアの派手なカチコミ


分家が乗り込んで来て10分長の銃撃戦が繰り広げられた緊迫の場面。

ポルシェが現れてキンと抱き合いながら銃乱射するシーンで主題歌のFreefallが流れるの、天才の仕事ですね、間違いない。

なんつーか、このシーンのために今までの13話があったんだなあと、個人的にはそれくらいテンション上がりました。


全14の中で一番盛り上がったシーン


ポルシェとポーシェの父親を殺したのがゴーンなのかガンなのか、双方が真逆の証言をして、真逆の再現VTRを見せられましたが、Twitterでガンの記憶ではポルシェが潜んでいた棚が少し開いている、と指摘されてる方がいて、なるほど!と思いました。

最後のゴーンの「歴史は勝者によって書かれる」というセリフの凄みも増します。


ポルシェたちのお母さんナムプンが生きていたのはビックリしました。

お母さん、めっちゃ美人ですね。


テレビ放送では、ゴーンがポルシェに分家のリーダーの指輪を渡したところで終わったそうですが、それだとベガスは完全にプールサイドで死んだことになりますね。

その続きをタイの人はどうやって視聴したのかな。

よく日テレがやる「続きはHuluで見てね」って手法なの?

知らんけど。


キムから送られてきた動画見て泣くポーシェ、清らかな涙


ベガス生きてた、良かったね


なんとなく、シーズン2あるかな、という終わり方でしたね。

あればあったで喜びます照れ


ブログ主はいわゆるヤクザ物のBL漫画やBL小説はもともと大好きなのですが、年のせいか最近は人が理不尽に死ぬ話が苦手になってしまいました。

このドラマはマフィアの話で、一般人はともかく、マフィアたちは次々にバタバタ死にます。

最終回の分家によるカチコミなんて死屍累々で、冷静な目で見ると恐ろしいのですが、エンタメドラマだと割り切って見ました。


でも、本家も分家もあんなに沢山の犠牲者出して、どちらも弱体化しちゃうんじゃないですかねえ。

急いで求人募集したのかな。


細かいツッコミはこのへんにして、無駄に長い感想文を終わりにします。

このドラマは主題歌のFree Fallも、ジェフが歌った挿入歌のWhy don't you stayも素晴らしかったです。

U-NEXTのエンディングで流れるFree Fallの日本語の歌詞がキンポルの世界観にハマりすぎて、毎回痺れました。


たとえ世界が砕け散っても

心を強く持てばいい

きっと出来る

目を閉じて飛ぶ準備を

お前の隣で俺も同じことをする

飛び降りよう

飛ぶ準備はできている





■ Free Fal■



■ Why don't you stay■




赤薔薇Twitterピンク薔薇

 

@SAYO93049989

ブログ主のタイ沼専用アカウントです。

タイ沼民様はフォロバさせていただきます。

お気軽に絡んでください