HIStory4 隣のきみに恋して~Close to You〜
んー、タイトルが長い!
「HIStory4」と言われても、1〜3を見てません。
ただし問題はなさそうです。

ブログ主はスカパーの衛星劇場で視聴しました。
全10話で、ちょうど良い長さです。
衛星劇場はタイ、台湾、韓国と、BLドラマを次々に放送してくれる、タイ沼民に優しいチャンネルですおねがい
今後ともよろしくお願いします。

さて、台湾BLドラマと言えば、「永遠の1位」が名作だったので、見る前から期待していました。
台湾BLドラマは、タイBLドラマとはまた違った魅力があります。
まず、音楽がとてもオシャレ。
ドラマのいいシーンでオシャレな曲が流れて盛り上がる。
あと、画面の色合い(衣装と背景など)が綺麗です。
要するにセンスがいい
そして、ですね、このドラマは、予想外にエロかったです。
えーっ、ここまでやっちゃう?!びっくりと、度々ちょっとビックリしましたよ。
感想はまた、後程。
なお感想にはネタバレがありますですよ。


ロゼワイン登場人物ロゼワイン

シャオ・リーチェン(蕭立呈)
チャールズ・トゥ(涂善存)
1995年2月13日

トン・ムーレン(藤沐仁)
アンソン・チェン(陳立安)
1996年3月11日

イエ・シンスー(葉幸司)
アン・ジュンポン(安俊朋)
1994年8月3日

フー・ヨンジエ(傅永傑)
リン・ジアウェイ(林嘉威)
1996年1月28日

ヨンジエの母

シンスーの父

リウ・メイファン(劉美芳)




シャンパンあらすじシャンパン


リーチェン、シンスー、ムーレンは同じ会社(ブライダル会社)で働き、ルームシェアしている仲良し三人組です。
その会社に、リーチェンの初恋の人リウ・メイファンが中途入社。
リーチェンはメイファンがBL好きだと知って、ムーレンが好きなふりをしてメイファンに近づきます。
一方、ゲイであることに悩んでいるシンスーは、父親を傷つけたくないと家を出ていますが、シンスーに長年片想いをしている義理の弟のヨンジエはシンスーの相手は自分がベストだと主張して悪巧みを計画します。




赤ワイン感想赤ワイン

まずですね、好きな女の子がBL好きだからと言って、男が好きなフリをする、という発想、意味がわかりません。
確かに、BL好き女子は、ワクワクしながら話を聞いてくれるでしょう。
しかし、その女の子と恋仲になるためには嘘をついたことを言わねばならず、多分、BL好き女子は夢をぶち壊されたことに怒って残念な結果に終わるはず。
とりあえず、仲良くなってから考えようと思ったのかもしれませんが、そんな動機で腐女子の気持ちを弄ぶのはやめて欲しいですねプンプン

ニセの恋がホンモノの恋になる。
というのは、BLドラマのパターンになりつつありますが、もういいです。


このドラマ、はじめの方はそのパターンにリアリティがなく、正直言ってちょっと残念だなあと感じました。
面白くなったのは、リーチェンがムーレンへの気持ちに気づいたときからです。
ムーレンが、ガオ副社長に一服盛られた薬の効果で欲情するシーンがただならぬ色気で、そりゃそんな様子を一晩中見守っていたら、過剰に意識しちゃうよね、と思いました。
でも、リーチェンとムーレンはそれまでも微笑ましいほど仲が良くて、二人とも気づいてなかっただけで、ずっと大切な存在だったんだろうなあと思える描き方は良かったです。
リーチェンがムーレンを「トントン」と呼ぶのも可愛かったし、ムーレンはリーチェンの恋に親身に協力してました。
自分に何の得もないのに、BLのフリに付き合ってくれる友達なんていないと思います。
攻め役を取り合う喧嘩も微笑ましく、笑ってしまいました。
リーチェンとムーレンは「友達」だったときから、抜群の相性の良さを発揮していて可愛いかったのですが、腐女子たちは見抜いていたんですねニヤリ
リーチェンはムーレンを好きだと気づいて自分の感情に戸惑い、ムーレンから離れますが、その葛藤も理解出来るし、自分の気持ちを肯定してからはとても男らしく、どんどん素敵になりました。
ゲイの友達に、ストレートにやり方を聞いたりして、カッコいいラブ
ムーレンも、リーチェンの告白を聞いて、一度は拒絶して女性と付き合おうとしますが、受け入れてからは潔く爽やかで、会社でもあっさり関係を公表し、いろいろあったけど、素敵なカップル爆誕で良かったです。
ムーレンもやり方を調べて、必要なモノを事前購入したりして、ちゃんとそこまで描くことに感心しました。
後半、急に展開が早くなりました。
二人がはじめて結ばれたときのシーンもすごくエロくて、たいへん素晴らしかったですラブ


一方、義理の兄弟のシンスーとヨンジエですが、ヨンジエのやり方は非常に受け入れがたいです。
酔わせてヤッちゃうなんて、最低だよプンプン
私はレイプからはじまる恋愛を信じていません。
そんなの許せるの南條晃司(絶愛©︎尾崎南)くらいだし、昭和の話です。
「Love By Chance」でもクラが酔ったテクノーと同意なしでヤッちゃってましたが、アジア圏はまだそういうことの意識が低いのかもしれません。
日本には、「イヤよイヤよも好きのうち」なんてフレーズもありますが、もうとっくにそんな時代じゃないんですよ。
アメリカのドラマで、親が未成年の息子に、いいムードになってコトが始まっても、途中で相手がノーと言ったら必ずやめること、と教える場面を見たことがあります。
そういうことです。


でも、ヨンジエという男の子はよく言えば一途で、悪く言えばかなりヤバい子です。
この子ならこういうこともやりかねない、と思わせるサイコパス的な面もあります。
シンスーは義弟の告白に悩んだ挙句、受け入れて恋人になると決心しますが、ヨンジエの実母でシンスーの義母は「同情ではないか」と心配しました。
私もちょっとそんな気もしましたが、恋人になってからは、シンスーは覚悟を決めたかのように、自分からヨンジエを誘ったりしていて(めっちゃエロかった!)幸せそうだったので、このカップルもこれでよかったのね〜と思います。
ブログ主は、理解のない親にカミングアウトしなくてもいいじゃん論者ですが、シンスーとヨンジエと両親の一連のエピソードには、ちょっと目頭が熱くなりました。
でも、母親に家の中でのスキンシップを禁止された兄弟爆笑
しかし、家でヤレないからって会社でヤルのは、けしからんですねあせる
シンスーは、ヨンジエと付き合っていくのは大変だと思いますが、ヨンジエは浮気や心変わりはしないと思います。
逆にシンスーが浮気なんかした日にはどんな目にあわされるか(←浮気相手が汗)考えただけで恐ろしいですね。


どちらのカップルも末長くお幸せにラブラブ


最後は、ブライダル会社だけあって、男性同士のカップルの結婚式でしたが、とても良かったですねおねがい
当たり前のように、同性同士のカップルがみんなに祝福されて結婚式があげられるような世界になることを願います



■OST■


*本文中、敬称略させていただきました。




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