*BL妄想

(ジョングク×ジミン)です

   苦手な方は閲覧ご注意ください

*画像お借りしています

*BTS WORLD のアナザーストーリーのアナザーストーリーです☆

*第一話はこちら

















Side JK






「ジミニヒョンあ」



ジミニヒョンがケーキの上のハートをつまんで僕の唇に押し付ける。思わずぱくりと食べると、ジミニヒョンは目を細めて嬉しそうに笑った。



「大好きだよ」



「ジミニヒョン



愛しさが全身に満ちて、爆発しそうになる。僕はジミニヒョンの唇に自分の唇を重ねた。ふわふわと甘い熱に自分の熱を絡ませる。



「んっふぅ



自分の体重をジミニヒョンにかけていきながら、ジミニヒョンの髪を撫でた。



「んんっ



「ジミニヒョン抱きたい



唇を離して囁くと、ジミニヒョンは真っ赤になった。



「も、もう?」



「え、ダメですか?」



ジミニヒョンが困惑したように眉を寄せる。もしかしたら、やっぱり、嫌になったのかな。もっと付き合ってからとか。僕は緊張した。ジミニヒョンは頰を染めたまま、僕をじっと見つめて口を開いた。



「こういうのって夜にするんじゃないの?」




うわあ可愛い




ジミニヒョンは不安そうに窓の外をちらりと見た。昼下がりの陽はまだ強い。



「夜じゃ無くてもいいんです。それに僕もう待てないです」



再びジミニヒョンを抱き直して、顔を近づけていくと、ジミニヒョンは慌てて僕の体を手で止めた。



「あ、あのっじゃあその



僕が動きを止めると、ジミニヒョンはもじもじしながら一瞬目を伏せる。顔を上げた時には、瞳が潤んでいて、僕の胸はどきん、と跳ねた。



「シャワー浴びる?そういうこと…する前は、浴びるって読んだ




うわあまた可愛いことを




僕は恥ずかしそうに僕を見るジミニヒョンを見つめた。



「だからさっき『待って』と言いましたか?」



僕が問うとジミニヒョンはこくりと頷いた。



「ジミニヒョン、何読んだの?」



「あ僕があまり知らないからインターネットで調べてみた




可愛いたまんないな




もじもじと恥ずかしそうに僕を窺うジミニヒョンを抱き寄せる。彼は僕の胸に顔を埋めた。



「僕とえ っちするってちゃんと考えてくれたんですね」



ジミニヒョンが黙って頷くのにあわせて、腕の中で、ふわふわと柔らかい髪が揺れる。



「じゃシャワー…しましょうか」



ジミニヒョンがこくこく、とまた頷く。僕はごくりと唾を飲み込んだ。




あー僕、待てるのかなあ