*BL妄想

(ジョングク×ジミン)です

   苦手な方は閲覧ご注意ください

*画像お借りしています

*BTS WORLD のアナザーストーリーのアナザーストーリーです☆

*第一話はこちら


*アメンバー限定記事からの別館への入館方法について記事にしましたのでわからない方はご覧下さい→こちらの記事です




















Side JK







「来てくれるなら、連絡してくれればよかったのに〜」



ジミニヒョンは口を尖らせて、慌てて前髪を直すそぶりをした。久しぶりで、照れているんだとわかって胸がとくん、と鳴る。





「ん」



カウンターの中に勝手に入って、ジミニヒョンに近づいて抱き寄せる。腕の中にジミニヒョンの柔らかい体を感じて、ほうっとため息をついた。



「はあジミニヒョン補充、できた



「ふふっ、補充ってなんだよ



ジミニヒョンが恥ずかしそうに微笑んで、僕の背中に腕を回してくる。



「補充は補充です」



「ふふなにそれっん



いきなり唇にくちづけるのがなんだか照れくさくて、耳にちゅっ、と軽くキスをする。ジミニヒョンが真面目な顔になって僕を見た。



「ジョングク



「会いたかったです



額をくっつけて囁くと、ジミニヒョンは僕の首根に腕を巻き付けた。



僕も



一瞬にして吐息は混じり合って、唇が重なった。濡れた熱を感じると、ドキドキするのと同時になぜか安心できて、ギュッとジミニヒョンの体を抱きしめる。確かめるように吸ったり甘噛みしてみたりして、ようやく唇を離した。



練習、うまくいってる?」



ジミニヒョンが心配そうに僕の頬に手を添えて撫でながら言った。



「はい、大丈夫です。ジミニヒョンのことばかり、考えちゃうけど



「ふふっバカだなちゃんとしなきゃ」



「ちゃんとしてます」



顔を寄せてくすくす笑うジミニヒョンにドキドキする。だけど、ジミニヒョンの目の下にクマができているのに気付いて、僕は聞いた。



「ジミニヒョンは?コンテストどうなりました?」



確か、今日が応募締め切りの日のはずだ。



「終わったよ今日一応、納品してきて、昼間審査があったはず…受賞したら、連絡があるみたいなんだけど



ジミニヒョンは落ち着かなさげにカウンターの脇に置かれた電話を見た。その時、その電話が鳴り出して、ジミニヒョンも僕もびっくりしてびくっと体を揺らした。慌ててジミニヒョンが電話に駆け寄って受話器を取った。