*BL妄想

(ジョングク×ジミン、テテ×ユンギ 他)です

   苦手な方は閲覧ご注意ください

*画像お借りしています


*第1話はこちら





18話へのコメ返、すこしお時間下さい〜m(_ _)m




















Side JN








ソジュニヒョンがユンギを連れて部屋を出るとすぐに、テヒョンは手首をねじったり、脚を動かしたりしてロープから抜けようとしていた。俺も一緒にいろんな動きを試してみたが、がっちり食い込んでいて緩む気配はない。



「んんんー」



ダメだ、と呟いても虚しくただのうめきになるだけだ。その時、テヒョンが俺の顔を見て目を見開いた。



「んん!!んんん!!」



「んんんんー」




わかんないって。




必死に声を上げ続けるテヒョンに眉をひそめて、首を振って見せる。テヒョンも首を振った。



「んん!んんん!んん!」



テヒョンはうめきながらドアの方をしきりに見た。




そうか、この声が廊下に届けば




俺はテヒョンを見て頷くと、



「んんー!んんー!」



と出来る限りの声量でうめきはじめた。テヒョンも同じように「んー!」とうめく。そのうちテヒョンは腰を浮かせて、少しずつドアの方へ近づくそぶりを見せた。お互い足首で縛られているからほとんど自由に動けなかったが、しないよりマシだ。俺も必死で体をよじって移動を試みた。










どれくらい時間が経ったんだろう。




ユンギは無事なんだろうか




銃を持ったソジュニヒョンは見たことがないくらい冷徹に見えた。考え出すと、ぎゅっと胸の奥が掴まれる気がして心細くて仕方ない。


2人で交代しながらひっきりなしに大きなうめき声を上げているが、廊下も部屋の周りもしんとして何も聞こえない。さすがに喉が痛くなってきた時、ドアの方から、コンコン、と音が聞こえた気がして、声を出すのをやめる。



「ん?」



目でテヒョンに訴えると、テヒョンも気づいたようだった。




コンコン。




明確な意思を持ってノックされるドア。次の瞬間、俺はあらん限りの声量を振り絞った。



「んんんんんんーーーー!」



息を使いすぎて必死で息を吸いながら、ドアの方を窺う。



……何だ?ジニヒョン?」



やや間があって、ドアの向こうからは戸惑ったような、しかし聞き慣れた声が聞こえてきた。





もしかして、






もしかしなくても







この声は
























希望、キターーーーー!!!!!!