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Side JK
パーティの後、ナムジュニヒョンから本当に部屋に来るように言われたので、僕はジミニヒョンの部屋に戻る前に、ドキドキしながらナムジュニヒョンの部屋をノックした。
…話って、ジミニヒョンのこと、だよね…?
ドアが開いて、ナムジュニヒョンは僕を部屋に迎え入れた。彼はベッドに腰掛けて、僕に椅子に座るよう促した。
「…まさか、お前とジミンがそんな関係だったなんてな」
ナムジュニヒョンはそう言うと、目をそらして「はあ」と大きなため息をついた。
あれ…もしかして…
ナムジュニヒョン、なんかちょっと凹んでる?
僕はそう思ったものの、聞いてはいけない気がして黙っていた。
「いつからそんな……いや、やっぱり聞かない方がいいか…」
ナムジュニヒョンは最後の方はひとりごとみたいに呟いて首を振り、僕を見た。
「クォンさんがあんな人だったなんて…気づいてやれなくてすまなかった」
「そんな…」
僕は慌てて首を振った。
「ナムジュニヒョンがいたから大ごとにならなくてすみました。僕思わず手を出しちゃって…ごめんなさい」
「いいよ、俺も同じ立場なら同じことしてた」
ナムジュニヒョンがすぐにきっぱりとそう言ってくれて、僕は泣きそうになった。ナムジュニヒョンは少し考え込むように、口元に手を持っていった。ややあって、ナムジュニヒョンは顔を上げて僕を見た。
「俺からは一つだけ、お前に頼みがあるよ」
「何ですか?」
「ジミナは…あいつ『あんな』だから…またこういうことあるかもしれん…守ってやれよ」
僕は深く頷いた。「あんな」に込められたいろんな意味と、そう表現したナムジュニヒョンの思いと、その表現で通じ合う僕たちの関係の深さを噛みしめる。
「俺からは以上。じゃあ、次はユンギヒョンの部屋行ってくれ」
「え?」
「ユンギヒョンも話したいことがあるらしい」
…マジで⁈
なんかめちゃくちゃ怖いんですけど…