*BL妄想(ジョングク×ジミン)です
苦手な方は閲覧ご注意ください
*画像お借りしています
*第1話はこちら
今日はナム語りです☆
明日からちょっと更新が不定期になるかも?…ですm(_ _)m
Side RM
「待ってて下さい」と言い残しジョングクは1人で部屋に入っていったが、残った俺達が大人しく待てるわけがない。2人が心配だった。皆目配せをしながら静かに廊下を進む。
「!」
ホテルの部屋の大きなベッドの上、ジミンにのしかかるクォンさんに後ろからそっと近づいていくジョングクが見えて、俺はびっくりした。次の瞬間、ジョングクがクォンさんに手刀を振り下ろす。クォンさんは低く呻いて気を失った。ジョングクは素早くクォンさんをジミンの上からどかして、ジミンに駆け寄った。
「グ…ガ…」
「大丈夫?何された?」
仰向けになったままのジミンにジョングクが顔を近づける。
「大丈夫…」
「もう、大丈夫じゃないでしょ?」
2人の雰囲気が特別な色を帯びている気がして、俺は声を掛ける隙を失った。黙ったまま傍らのホビを見る。ホビも目を丸くしてこちらを見た。
「消毒…してほし…グガに…」
え…消毒って…
どういう意味なんだろ…
ぼんやりと頭で考え始めた瞬間、ジョングクがジミンの唇を塞ぐ。びっくりして思わず両手で口元を押さえると、同じように口元を手で押さえて目を丸くしたジニヒョンと目があった。
ぼんやりと頭で考え始めた瞬間、ジョングクがジミンの唇を塞ぐ。びっくりして思わず両手で口元を押さえると、同じように口元を手で押さえて目を丸くしたジニヒョンと目があった。
こいつら、デキてたのかーー!
気づかなかった…
そりゃ、俺も…今までに…
その時、視線を感じて皆を見ると、4人は俺の方を向いて、黙ったまま2人を指差して、口をパクパクさせた。
…俺になんか言えってこと?
この雰囲気、めちゃくちゃ言い出しにくいだろーー!
「っふ…んん…」
目の前でジョングクとジミンが繰り広げる甘い雰囲気に飲まれそうだ。
(『消毒』なげぇよ)
ユンギヒョンが俺に向かって囁く。
ってか、なんで俺に言う…
(リーダー!)
ジニヒョンが囁き声で叫び、皆が俺を見た。
…こういう時も『リーダー』なんだよな…
俺は仕方なく皆に向かって頷いた。
「落ち着いてきた?」
「ん…」
ジミンが照れくさそうに笑う。ジョングクがジミンをじっと見つめて、また顔を近づけたから、俺は慌ててわざとらしい咳を1つした。
「ゴホンッ…あの、俺らは落ち着かないんだけど…」
びくっとジョングクとジミンの体が揺れ、
「わあっ」
「ヒョン…」
俺たちを見て真っ赤になった。
いつからデキてたんだろ…
後で事情聴取だな…