*BL妄想(ジョングク×ジミン)です
   苦手な方は閲覧ご注意ください

*画像お借りしています


*第1話はこちら























Side JM








どうしよう…



ジョングクの勢いが、なんかいつもと違う…



服を全部脱いで、ホ  テルのガラス張りの豪華な雰囲気のシ  ャワールームに一緒に入るようにジョングクに言われて、素直にその通りにした。先に入ったジョングクが蛇口をひねって、頭上の大きなレインシ  ャワーから弱めに湯を出した。


「ふふ、雨みたい…」


僕が笑っても、ジョングクは真顔だった。


「今日、いっぱい泣きましたよね、ジミニヒョン…」


水滴が伝う頰をジョングクの大きな手のひらに包まれて、涙をなぞるみたいに指先で触  れられて、僕は今日公演で泣いてしまったことを思い出した。


「ん…」


恥ずかしくなって、少しうつむいてこく、と頷くと、ジョングクは優しく微笑んで僕にキ  ス  をした。僕は目を閉じた。湯の粒がさあっと頭上から落ちてくる。その湯の粒が、ジョングクの手のひらに包まれたままの頰や、首  筋  を伝って下へ落ちてゆく。


「泣いた顔見たら…たまらなくて…」





目を開けると、目を閉じてかすれ声で囁くジョングクの顔が見えて胸が騒いだ。


「もう…早く、こうしたくて…」


「っ…ん、ぁ…」


ジョングクは僕に唇を  寄せながら、僕の中心にそっと指  を絡ませた。


「っや…ぁんっ…」


ぎゅ、と握られて、その手をスライドされると高い声が出てしまって僕は恥ずかしくなった。ジョングクはためらう様子もなく、もう片方の手を僕の  背  中  側へ動かして、割れ目の間に忍び込ませた。


「も、もう?スる…の?」


「言ったでしょ…僕はステージにいる時から我慢してたんだから…」



ふ、なんで怒ってんの…



口を尖らせて言い募るジョングクが可愛い。思った瞬間、その場所へたどり着いたジョングクの指先がじれったそうに入ってきた。


「っあ…あぁ…」


僕が声をあげたせいか、ジョングクはボ  ディソ  ープを手にとってもう一度同じことをした。僕はずぶぬれになって、同じくずぶぬれのジョングクにしがみつく。


「んっ…ぁ…グガぁ…」


しがみついたジョングクの体が、降ってくる湯の粒と同じくらい熱くて、ジョングクの「我慢してた」の言葉の意味を実感する。


「はぁ…ジミニヒョン…」


控えめだけれど確実に荒くなっていっているジョングクの吐息に、こちらの体温も上がっていく。


「早くしないと頼んだ食事来ちゃうよ?」


「そっ…それはお前がっ…ひゃ」


ジョングクはいきなりくるりと僕を回転させて、僕をシ  ャワールームの壁側に押し付けた。足元にたまった湯がぱしゃん、と音を立てる。