先日、ある人のブログ紹介欄に、マモル・マ
ヌーさんの写真が出ていました。
「どうしたのかな?」
と思い、その記事へ。そこに書かれていたこと
とは・・・
もう、皆さん、ご存じのことと思いますが、元、
ザ・ゴールデン・カップスのマモル・マヌーさんが
お亡くなりになったとのことでした。
マモル・マヌーさん。僕が中学生の頃、音楽の
嗜好が変わり、G・S、カレッジ・ポップスのレコー
ドを買うようになりました。
その初期に、ザ・ワイルド・ワンズ、ザ・タイガー
スのベストアルバムに続き買ったのが、彼らの
「長い髪の少女/愛する君に」のカップリング
EPでした。そして、高校入学前に、ザ・フォーク・
クルセダーズのLPと共に、彼らのベストアルバ
ムを買うのです。
当時のG・S界に於いて、際立っていたと言わ
れる演奏技術。特に、ルイズ・ルイス加部さんの
「銀色のグラス」に於けるベースの音は、
「ただものではない」
と言う感じです。
G・Sと言えば、
「不良っぽさを売りにしている」
とよく言われます。僕は、
「そうじゃないグループだっている!」
と、いつも不満に思っていました。
でも、彼らは、この表現がよく似合っています。
そんな中にあって、1人、マモル・マヌーさん
だけは、ハンサムで、好青年っぽくて好印象でし
た。また、声も良く、このグループで、彼が、一番
好きになりました。
脱退後、他の多くの人と同じように、あまり、
ヒットに恵まれず、宝石鑑定士をなさっていると
いうのは、かなり前から知っていました。
それが、いつ頃からか、他のメンバーとTV出演
し、カップスの歌をお歌いになる場面を、よく拝見
してきました。欲を言えば、デイブ・平尾さんの
お隣に立ってではなく、昔のように、ドラム演奏を
なさりながらだったら、もっと嬉しかったです。
報道によれば、母親の介護をなさっていたと
か。
もっともっと長生きして、その優しい笑顔と、
美声を僕たちに聴かせてほしかったです。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。