図書館への想い | 瞳 まもるのブログ

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  毎日、図書館の前を通ります。閉館日は、入口

 

から見える所に、

 

 「本日は、閉館日です」

 

の案内板と、その下部に、その月の特集の告知

 

があります。

 

 先月の特集は、「戦争の本」、今月は、「災害の

 

本」です。

 

 よく、

 

 「セミの鳴き声とともに始まり、終わる戦争の

 

  話題」

 

と言われます。6月の沖縄での集団的戦闘が

 

終わったとされる日、8月のヒロシマ、ナガサキ

 

原爆忌、終戦記念日。これらは、確かに、夏の

 

悲惨な出来事です。

 

 しかし、忘れてはならないのは、日本は、加害者

 

でもあるのです。

 

 明治維新で打ち上げた国策「富国強兵」ここから

 

アジアへの侵略が始まり、太平洋にまで及び、そ

 

れは、破滅への下り坂を転がり続けた歴史なので

 

す。殺したくもないし、殺されたくも無かった、本来

 

なら、輝ける未来も待っていたであろう、大勢の

 

若者を、愛する者たちから引き剥がし、命を奪った

 

国による被害、これも、勿論、夏だけではないので

 

す。

 

 それを、図書館は、どの様に扱っていたのか知り

 

たいです。

 

 「それなら、何故、自分で、実際に見なかったの

 

 か?」

 

 言い訳にもなりませんが、仕事のしんどさ、時間

 

の余裕の無さ、そして、もう一つ。

 

 現在は、もう、統合され、建物もありませんが、

 

かつて、隣に、病院がありました。母を車でそこに

 

送り、受付、診察の間、そこで本を読んでいまし

 

た。図書館に入ると、その時の光景が、強烈に

 

甦ってきそうで。しかも、快癒したのならともかく、

 

永遠の・・・

 

 なので、以後、一度も、入館していないと思いま

 

す。

 

 そして、今月の特集の「災害」。まさに、台風の

 

被害の起きている現在。僕も、父を台風の土石流

 

により奪われたため、9月は特別な月です。

 

(このことは、過去に、当ブログで詳しく書きまし

 

た。)

 

 これについても、被害状況を詳細に伝えるのは

 

勿論ですが、その被害が、本当に、天災による

 

物だけなのか?人間の手、例えば、「開発」という

 

名の自然破壊の影響はどうだったのか?また、

 

それらへの行政の備えは十分であったのか?

 

災害発生後の対応に不備は無かったのか?

 

 これらへの検証も、当然、しっかりしていてほしい

 

ですし、それらの本が蔵書として、存在していてほ

 

しいです。

 

 図書館職員になりたい気持ちもあった、僕の

 

要望です。