「男は人前では泣かないもの」
この考えが心のど真ん中に存在しています。なの
で、人前では絶対、涙を見せません。
一人の時には、自分の心に素直になれば良いの
に、どうも、先の言葉が邪魔をして、涙腺を閉める
ような気持になってしまいます。
「JIN-仁-」、度々、当ブログに登場する、
「大岡越前」など、じんわり涙が滲んできますが、
本当なら、頬を伝う筈なのです。
映画「二十四の瞳」、大石先生が、子どもたちを
見つけ、停めてもらったバスから降りてくる、子ども
たちが駆け寄って行く。
大石先生 「みんな、どしたん?」
子どもたち 「せんせーの顔、見に来たん」
この場面を思い浮かべるだけで、涙が出そうに
なります。
もっと、ありのままの感情をさらけ出しても良い
のにと思っています。
涙は、嬉し泣き、感動の涙など、幸せな時にだけ
流したいです。