このたび、オンキョーが、音響機器事業からの
事実上の撤退を表明しました。
兄の影響もあり、中学、高校時代からオーディ
オに興味を持ち、兄の関連雑誌を見たり、カタロ
グをもらってきて、まだまだ、買うのは先のこと
ですが、
「この製品が良い」
と、選んでいました。
こんなに楽しんでいたオーディオ機器、時代の
流れの中、ビクター、ケンウッド(元トリオ)の
経営統合、パイオニアが外資の傘下になるな
ど、悲しいニュースを聞くようになりました。
携帯型プレーヤー、配信と、音楽に接する状況
が、大幅に変わったことが、大きな影響を与えた
ようです。
ヘッドホンや、小型の装置で、それなりの音質
で、「耳で聴く」ことはできても、僕たちが経験して
きた、「大きなスピーカーで、音の迫力を体で
感じる、豊かな音の広がりを感じる」
といったことは、現在の若者たちは、味わえない
でしょう。それらを知らないまま現状で満足して
いることは、かわいそうです。