それは、1ヶ月ほど前のことです。仕事が終わ
り、帰宅しようと駐車場へ。運転席に座った僕の
視界に入ってきた物は、ワイパーとフロントガラ
スの間に置かれたコーヒーの空き缶でした。
「誰が、こんなことをしたのか」
腹が立ちました。
その2週間後、また、事件は起きました。今度
は、ワイパーの先に、空き缶の飲み口が差し込
まれています。
度重なる卑劣な行為。深夜から明け方までの
間、暗いうちにやったことでしょう。「暗いうち」と
言っても、車は、照明塔の下に停めています。
見える場所であるにも拘らずやったのです。
勤務先の防犯カメラは、そこまで映せないそう
です。悔しいです。
と思っていたら、今度は、運転席側ドアの下の
舗装された地面に、白い飲み物をぶちまけた跡
が。そのしぶきは、ドアや窓にも飛び散っていま
す。容器はどこにもありません。
きっと、どれも、同じ人物の仕業でしょう。警察
に、被害届を出したいくらいです。でも、見つけ
られないのでしょう。
また、次の悪辣行為が予想されます。