1ヶ月ほど前、廃校となった、母校の高校前の
道路を車で通り過ぎた時です。
「あれっ、今、横断歩道あったっけ?」
校舎、校庭、運動場など、母校を見ながら
(もちろん、安全には十分注意して)、母校の
ことを考えていたため、確信が持てずにいまし
た。
昨日、再び、その現場を通りました。
「やっぱり、無い。消されている!」
この横断歩道は、川を挟んだ第2運動場へ
向かう生徒達のために造られた物で、車で通り
かかった時、度々、横断歩道前で停車、生徒
たちを渡らせてあげたものです。
母校が廃校となった後も、長い間存在し続け
ていたのですが、利用する者の減少のためで
しょう、ついに消されてしまったのです!
これは、母校に関わる物が消されていく第一歩
になるのでしょうか。
その横断歩道の出発点の歩道に、廃校記念の
碑がいくつがあります。まるで、墓標のように・・・
「いつまで、僕が青春時代を過ごした、愛する
母校の姿を眺めることができるのだろう」
寂しさが胸に湧き上がった、この日でした。