動画サイトでザ・テンプターズを検索中、
「ザ・テンプターズ」と題した、新しいメンバーの
写真を発見。
「ヒット曲を集めたものかな?」
と思い、クリック。すると、そこに現れたものは・・・
BS11で放送されたらしい「あのスターに もう
一度逢いたい ザ・テンプターズ」という番組でし
た。内容は、ショーケンが当時を振り返るもの
でした。
デビュー当時の彼らとファンの距離の近い
こと。サイン会は、今のAKB系グループの握手
会を思わせました。また、歩きながら、もみくちゃ
にされる彼ら。
これら、テンプターズの映像がたくさん見られて
嬉しかったです。特に、僕が一番好きな、松崎
由治さんの可愛いお顔が大きく、はっきり見る
ことができたのが嬉しかったです。
その松崎さんの秘話(悲話)。ショーケンに
よると、「おかあさん」は、松崎さんの作詞作曲。
なのに、事務所の意向で、作詞が一般公募に
なってしまったそうなのです。
彼らのライバルとされたザ・タイガースが、
明星の一般公募作詞「花の首飾り」を大ヒット
させ、対向して、彼らが、ライバル誌の平凡で
公募された歌詞に、松崎さんの補作詞・作曲で
発売された・・・そう思っていました。
ここで疑問に思うのは、一般公募で、うまく、
元の作品と同じ、「おかあさん」の歌詞が応募
されたのか?それとも、歌詞は松崎さんの作品
そのままで、宣伝上、「一般公募」としたのか?
前者なら、「お母さんをテーマに公募」とされた
のでしょうか?
後者だとしたら、当時、採用者の発表もあった
のですから、その内容が虚偽ということになり
ます。当時のことを知らないので、どうだったの
か、わかりません。
ある方の記事では、「おかあさん」が、テンプ
ターズに亀裂を生んだ・・・
「埼玉のストーンズと言われた自分たち。それ
が、『おかあさん』。松崎さんが泣きながら歌って
いる時、ショーケンは、後ろを向いて、『やって
られないよ』と言った感じで、大口ヒロシさんは、
それが悲しかった」こんなような内容でした。
でも、この日の放送でのショーケンを見ると、
そんなことはなく、松崎さんのことを想っていらっ
しゃるようです。
BS・CS放送が見られないので、こんな番組が
あったことは知りませんでした。
松崎さんは、その後、芸能界を引退。あの豊か
な才能を発揮なさる機会がないのは残念です。
一つの番組をまるまる貼り付けるのは気が
引けますので、松崎さん作詞、作曲の彼らの
ラストシングル、そのA面、松崎さん熱唱の
文学的タイトル、「若者よ愛を忘れるな」をお聴き
頂こうと思います。