今月3日(金)、母校で最後の卒業式が
ありました。3月になり、
「卒業式はいつなのだろう?」
と思っていました。
連日、新聞の地域面を見ては、
「載っていないなあ」
と、気になっていました。
(毎年、母校の卒業式の日、豊島からの
船で通学する生徒たちから、船長さんへの
花束を渡す場面が掲載されるのです)
本日、ネットで検索すると、冒頭のように、
もう、終わっていました。翌4日には、記念碑の
除幕式もあったようです。
88年の歴史、その最後の卒業生たちの
気持ち。万感、胸に迫ります。
校舎の壁にあった、母校への「ありがとう」の
垂れ幕は、既に取り除かれていました。
そして、7日(火)には、高校入試がありました。
その日、母校横を通ると、
「2017年度一般選抜入試会場」
の立て看板がありました。
普通は、入学希望先の高校で受験するのです
が、統合する高校は、まだ工事中。そのため、
2つの町の生徒たちは、それぞれの中学校で
受験したのでしょう。彼らは、この高校に、一度
も通うことは無いのです。
愛する母校に、これから新しい後輩が誕生する
ことは、もう無いのです。無性に寂しいです。