知人宅の庭に、干し柿がありました。当日、
干されたばかりのようで、まだ、瑞々しいです。
この光景に、すぐ、母を思い出しました。
実家の畑にある、西条柿の木。子どもの頃は、
登って遊んだこともあります。
その木にいっぱい実った柿。竹を使い、
手製の柿取り棒を作り、取るのが楽しみでした。
1個は、残したままにして・・・。
それを、母が1個1個、皮を剥き、空いた物干し竿に
吊るしていきました。いっぱい吊るされた柿。
写真にも撮りました。
と、こういう場面を思い出していると、もう一つ、
思い出したことがあります。
母が入院していた病室。その大きな窓から、
見事な、錦秋と呼べる、山の紅葉が見られたこと
です。丁度、今頃のことです。
今年も、母の命日が近づいてきました。