最後の最後に、どうか、夢が叶ってほしい・・・
毎日、毎日、強くそう願っていました。
高校野球、秋季香川県大会が終了しました。
二回戦から登場した小豆島の2校。昨春、センバツ
初出場を果たした小豆島高校。あの、校歌の書かれた
赤いポロシャツを着て、大勢の人たちが応援しました
が、初戦で敗退。練習試合では勝っていたそうです。
もう1校。僕の母校の土庄(とのしょう)高校。
(ここで、母校の名を明らかにするのは珍しいです)
初戦、4-2で勝利。続く3回戦、前の試合で大量点を
挙げた、甲子園出場経験のある相手に3-0で勝利。
次の相手は、高松商。昨春センバツ準優勝、夏も連続
出場の強豪校ですが、メンバーも替わり、この2試合、
1点差での辛勝。「勝てるかも」の声もありました。
準々決勝です。
結果・・・大量点を奪われ、敗れてしまいました。
県大会3位までに入れば、四国大会出場、その内容に
よっては、センバツ出場もあり得る・・・そこへは、たどり
着けませんでした。
僕の、長年の、強い強い、大きな大きな夢が、叶う
ことなく、終わりを告げました。
甲子園での選手たちの笑顔、はつらつとした動き、
アルプススタンドの後輩たち、甲子園に響く、8ビートの
校歌、卒業生が作曲の正調コンバットマーチ・・・
みんな、見る、聴くことができなくなってしまいました。
悔しいです。寂しいです。悲しいです。
当の選手たち、在校生たちは、もっと強い想いなので
しょう。
昨春の小豆島高校甲子園出場、島民として、嬉しい
ことに違いはありませんが、母校出場となれば、心の
底から、体の底から、湧き上がる喜びが押さえられな
かったでしょう。
今月15日、野球部は、「TONOSHO」のユニフォー
ムで戦う最後の試合、1年生大会を迎えます。
新しい高校の校舎棟は、ほぼ完成、周辺の工事も
順調に進んでいます。ここから、野球部も、新しい
歴史を刻みます。僕が卒業直後、友人たちと訪問した、
前野球部長の先生宅。先生が、「2校が一緒になったら
甲子園に出られる」とおしゃっていたように、その可能
性も増すのでしょう。
でも、やはり、母校の甲子園での晴れ姿を見たかった
です!