この度、新聞によると、「ら抜き言葉」を使う人が、
調査開始以来、初めて多数派になる例が出たそう
です。
「ら抜き言葉」・・・〇見られる×見れる
〇着られる×着れる
などのように、本来の表現から、「ら」を抜いて
使ってしまうことです。
僕の、聞いて嫌な言葉の最上位がこれです。
また、少数派ではあるものの、本来、要らない
「さ」を入れる人
(例)「休まさせていただきます」
も、16、8%いたそうです。
しかも、「日本語を大切にしている」と答えた
人ほど、その割合が高いそうで、これには
納得がいかず、憤慨しています。
当ブログでも、何回か日本語について書いた
と思いますが、僕は、日本語を愛しています。
愛するものは大切にしたいです。
もちろん、僕自身の日本語が完璧だなんて
思っていません。でも、なるだけ、正しい日本語を
使おうと心がけています。先に挙げた例は、基本
の部類に入ると思っています。
「言葉は時代と共に変わっていくので、構わない」
僕は、決してそう思いません。
テレビの芸能人、有名人の誤用が伝播の大きな
一因だとも思っています。
汚い言葉、人を傷つける言葉を使ってはいけない
のは、言うまでもありません。
外国語学校、塾に通う大人、幼児を通わせる親。
小学校からの英語教育開始。
でも、僕は、どんなに流ちょうに外国語を操る人
よりも、美しい日本語、正しい日本語を使いこなす
人の方に、好感を持ちます。