昨日(21日)朝、子どもたちが小学校の花壇に
水やりをしていました。ホースの先から出る
シャワー状の水。
「ああ、僕にもかけて欲しい!」
と思いました。
夏、水の思い出。
真っ先に浮かぶのが、井戸でスイカを冷やしていた事。
ブリキのバケツに綱を付け釣瓶にして、いつも水を
汲んでいました。ポンプで汲み上げ、蛇口から出るよう
になっていましたが、僕は、釣瓶で汲み上げるのが
好きで、普段から洗濯の時は釣瓶を使っていました。
その釣瓶にスイカを入れ、井戸へ。頃合いを見て
上げたスイカは、おいしそうに冷えていました。
金魚を買っていました。水替えの時も、水道水のよう
に塩素を気にする必要も無く、簡単にできました。
海水浴から帰り、大きなたらいに水を張り、行水を
した事もあります。
このように、我が家の水はすべて井戸水でした。
「ご先祖様、井戸を作ってくれていて、ありがとうござい
ます。」
その後、近くの道の舗装工事に合わせ、水道を引き
ました。
生の水を飲み比べました。井戸水の方がおいしかっ
たです。
小学校の校舎裏、普段使っていない、手動ポンプが
ありました。好奇心で、動かしてみましたら、ちゃんと
水を汲み上げました。驚きました。何年前の物だった
のでしょう。(このポンプも、小学校統合による廃校の
ため、校舎、その他すべての物と同様に、壊され、
無くなってしまいました。)
香川は雨が少なく、そのため田畑には、ため池がたく
さんあります。渇水時にも、我が家の井戸は大丈夫
でした。
小豆島でも、「渇水対策」を口実に、新しいダム工事
開始。嘘と恫喝により計画は進められ、とうとう完成して
しまいました。
現在、代々木の新国立競技場問題が騒がれています。
ダムも、これと同じく、「最初に安い予算で決定、後に
どんどん金額高騰。『必要だから』と追認」・・・そもそも、
高騰した金額が最初から本当の必要な金額とわかって
いて、賛同を得やすいように嘘の金額で決定したので
しょう。ゼネコン、関係者の懐第一で。
水。生物に必要不可欠な物。安全であって欲しいです。
天の恵みの雨。どうか、豪雨による災害が起きません
ように。
夏休みに水を想うと、子ども時代が自然と浮かびます。
懐かしいです。