時折寒い日はあるものの、着実に春はみんなの前に
姿を現し始めています。野山には、梅、すもも、桃が
春真っ盛りのように咲いています。(旧池田町は
すももの産地、すももワインもございます。一度
お試しあれ。)
春、別れと出会いの季節。今各校で卒業式が行わ
れています。
そして、春は霞がかかる頃でもあります。のんびり
した雰囲気を味わえますが、寂しさも胸に募ります。
「春霞眩しき人の背も遠く」
こんな俳句を作ったこともあります。
それから、春になると起きるものが・・・。
暖かくなり、雨上がりの後など、湿度が高いと、霧
が発生します。歌やドラマなどではロマンティック感
もありますが、実生活では大変な不便を被ります。
なにしろ、島に住んでいます。停船勧告が出て、
船の運航がすべて止まってしまいます。人も物も、
目的地に行けません。
昨日までの3日間、大変な濃霧により、連続して
船が長時間欠航、フェリー利用者が大勢、待合室
内、周辺にいました。
また、お隣の豊島から通っている高校生は、どう
対処しているのでしょう。昼過ぎて、やっと土庄
(とのしょう)港にフェリーが到着するのです。
高校入試、各期のテスト、卒業式、そして、この
先の入学式に出席できない恐れもあります。
霧で忘れてはいけないことがあります。
大勢の修学旅行生を乗せた「紫雲丸」が沈没事故
を起こしました。その映像、写真。悲しいです。
ここから、「本州に橋を架けよう」との声が強くなり
ます。
こんな事があり、友人たちと岡山へ向かうフェリー
が濃霧に包まれ、一時止まるほど。すぐそばも
見えないくらいで、圧迫感がありました。その時、
「事故が起きないか」と怖かったです。
瀬戸内ならではの自然の影響。
霧は怖いです。
されるような感じと、