生理が始まって6日目
「どうなりました?」
「体温が下がらないんです。」
「???とりあえず診てみましょう。」
「超音波の検査をしますね。
「ないです」
「とりあえず、尿検査してみましょう。」
「うーんとね……
先週の金曜日
病院へ行ってきました。
主人も同伴だったことで、
先生も察して下さった様子で、
人工授精の話に…
しかし、私はまだ決心がつかず、
その日はそのまま終了。
主人は納得がいかなかった様子で、
その後話し合いました。
何が不安なのか。
と聞く、夫
自分はいつも、どこでつまずいているのかが分からない。
卵胞が大きくなっていることは
病院で確認してもらっています。
排卵ができてないのか?
受精ができないのか?
着床ができないのか?
育たないのか?
そもそも主人の精子が
私の子宮に届いているのか
日々の生活の中に、
何か原因があったのか
あの日食べ過ぎたから?
寝るのが遅くなったから?
考え過ぎてストレスがたまった?
それらが、ぐるぐる頭の中で巡っています。
もしかしたら、検査をすれば分かるのかもしれない。
病院によっては、
今の病院でも、先生にお願いすれば、
毎回、エコーか何かで確認できるのかもしれない。
無知な自分が不甲斐ない。
そして、毎回落ち込む私を見て、
主人も焦っていること…
男の人は何もできないから、
何か行動しくては、
と思うと、
フーナーテスト
人工授精
体外受精….
と考えてしまうんですよね。
主人とは、今回も妊娠に至らなかったら
人工授精を試してみようという話になりました。
そして、あれから7日目
リセットから12日目。
いつもなら卵胞が大きくなっていて、
HCG注射をうつところ…
……………。
お腹の痛みはありますか?」
採尿へ
実はずっと気になっていた体温。
生理が始まるとガクッと下がる体温が
高温期の範囲を行ったり来たり
先月の体温は久しぶりにガタガタで
先生も、これじゃ分かんないねと言われていました。
化学流産?
子宮外妊娠?
もしかして妊娠?
考えている間に再び診察室へ
一応、妊娠の検査はしてみましたが、
陰性でした。
…………どうしようかなぁ………。
卵胞がないんですよね………、
………………………….。
また、来週診せて下さい。」
頭が真っ白のまま
携帯で検索検索。
「生理後も高温が続く 陰性」
「黄体ホルモン依存症」
「甲状腺異常」
「高プロラクチン血症」
妊娠するって
なんて難しいんだろう。
涙が溢れて止まりません。
