そもそも、拡大がビジネスの基本で収益向上を規模で追っているから人手不足になる。
発注者も先を争う様にオーダーをかけ、日本人の納期厳守の精神が、拍車をかける。
年度末の公共工事は結局数字ありきの作業になり、品質の低下を招く。

賃金を上げてもインフレが引かない原因は、
現場は知っているが、お役人には判らない。

牽引者が不在だからだ。

もう1年後迫ったオリンピックに煽られて、
消費を牽引させるなんて無理な話だ。

量の競争から質の競争に戻すべきであり、
本来のもの作りに戻ること、雇用の業界遍重の
是正が必要なときだ。