「J-アラート」騒動は覚えておられますか?

北朝鮮の弾道ミサイルの発射の際に出される避難警報として使われました。関東や東北のいくつかの自治体では、避難訓練が実施され、小学校では机の下に隠れる等と言うことが行われました。


 今、北朝鮮はミサイルをボンボン打ち上げていますが、警報どころか、無関心の方がほとんどでは無いでしょうか?無関心でいられるのは、何なのでしょう?精度があがったから?馴れ?


 「精度が上がったから」という理由は、本来一番怖いことではないですか!でもどうしても、心底怖いと思えないのです。思い当たるのは、他人事と言うことです。(*1)


 歴史ブームですが、歴史から学ばないのが日本人なんだと言われています。(*2)もう一つ、ことが起こったら「わー」と反省し一斉にそっちへ向かってしまう。逆に言えば、ことが起こらないと、事態は全て他人事なんですね。


 どこか他人事なので、リスクを想定するのも苦手です。何かで読んだことですが、不明飛翔体が日本海方面から東京に向かってきている。猶予は10分。追撃せよとの結論が少し遅れて、国会議事堂を直撃。会期中の首相を始め、お歴々が亡くなった。そのあと、
誰が緊急事態に対処し、指導するのか?


 有事立法を巡る議論での話しだったと思います。対処方法が決まっていないから大混乱となるのは必定。福島原発のリスク管理も同根で、結局学べていませんね。
 

 災害や病気になった人が決まって語るのは、普通に生活がおくれることの幸せさ、と言うことです。危機や災害について深く考えないことが、幸福で平穏な人生を送ることとなんて、ボーと生きている人、いや指導者のなんと多いことでしょう!チコちゃんに叱かて欲しいものです。(*3)ああ、私のボーとは、世間では認知症と呼ばれています。

*1:尖閣諸島、南沙諸島から台湾情勢、ウクライナ、は他人事です。更に卑近な例で、沖縄の基地問題や北方領土も話題になったら、「何しとんねん!」なんてTVに向かって文句は言いますが、その感情が続かないのは、他人ごとなんだと思います。なんと情けない、と思っても行動が伴いません。


 *2:太平洋戦争を分析した「失敗の本質」で想定外の変化、危機的状況への日本組織の脆弱さが指摘されていたにもかかわらず、もの作り大国からの凋落と東北大震災後の判断ミス。二の轍を踏んだとしか言いようがありません。


 *3:NHK番組「チコちゃんに叱られる!」5歳のチコちゃんの素朴な疑問に答えられないと、叱られるんです!