皆さま、給付金の10万円はお手元に届いたでしょうか?

安倍総理大臣が、口癖の「スピード感」をもって、対処された10万円です。(*1)
 

我が家は6月10日に申請用紙が届きました。「アベのマスク」は6月3日でした。

今回ほど為政者と庶民の感覚のずれを実感したことはありません。
 

株価も実体経済を反映せず値上がりしています。

やはり、21世紀に入って格差社会が広がったと衝撃を与えた「21世紀の資本」トマ・ピケティのベストセラーの如く、

世の中の格差が拡大している様に思えます。
 

今回のコロナ禍が更に進行を早めています。

経済活動をストップさせたことで、報道で騒いでいる「堪え忍ぶ庶民」の悲鳴に対して、

収入に影響の無い沈黙の方々もたくさんいらっしゃいます。

そこまではよしとしても、補助金執行を請け負った「天下りトンネル会社」が莫大な利益を上げ、

更にそこと癒着した「丸投げ元請け」の方々にとっては、またとない絶好の機会だなんて、許しがたいことです。

でも、大方はいつもの構造だと諦めていますね。
 

そうして儲けたカネは、一時パナマ文書と問題になったタックスヘイブン(租税回避地)で税金も払わないという、

本来なら暴動が起こってもおかしくない様なリッチヘブン(金持ち天国)です。
 

加えて、コロナ禍で営業が止まったところは、これまでの貯蓄の差で寿命が左右されることがわかり、

アフターコロナ(コロナが終わった後)ではお金が回るどころか、貯蓄に向う可能性が大です。

しかも、消費者も将来不安から、やはり貯蓄したくなります。(*2)
 

学者さま達は、将来の安全、保障こそ消費に向かわせる切り札のように、昔から仰っています。

今回の災害(コロナ禍)で,どうもそれではダメだと言う思いが強くなっています。

経済がいわゆるカタストロフィ(大変動)に見舞われ、連続性を失った状態では元には戻りません。
 

従って元に戻そうと、GoToキャンペーンで観光を復活なんてカネの使い方より、

「今我慢して頂ければ、こんないい未来が待っています」と夢や希望を描ける様な施策にお金を使って欲しいものです。
 

未来への希望こそ消費に向かわせる原動力だと思います。
ダイナニズムの原点でしょう。まだ途上国であった子どもの頃の日本では、

将来の安全や保障が無くともお金を使い切っていました。


そこから、貧弱な頭で考えるに、5Gの大容量通信を使ってのサービス開発で、日本を再び世界一のエンターテイメント国家にします。

10コの世界一をつくります!なんて、2番ではダメなんですか?と言われそうな大風呂敷を広げたら、元気が出るでしょうに。

科学への投資は今までチマチマと何百億単位でしたが、今なら、1兆円単位で投資できるんです。
安倍さんの、あの小さなアベのマスクから、未来のバラがこぼれ出ることを夢見ています。
 

 

*1:脚本家の内館牧子氏が「カネを積まれても使いたくない日本語」として、

実態から遊離した「~感」を断じていました。本当にスピードを出すために取り組んでいるのか疑問に思えます。
 

*2:かく言う弊社も、1ヶ月の経費にも満ちませんが、売上げ半分以下にダウンして、

頂ける補助を有り難く頂きました。何とか、応援して下さる皆さまのお言葉を糧として、

今後も続くであろうステイホームが、元気で楽しい生活となる様、努力する共に、

力を合わせてニューノーマルの生活提案を発信できればと考えています。

 

   大塚滋