いきなりですが、「可愛い~」という言葉をいってはダメと言われたら

今の若い子、いや、私達でも困ってしまうかもしれません。

 

先日、何百人いえ、千人以上の人達が一同に可愛いを連呼している場面に遭遇しました。

このコラムを読んで下さっている方の中でも行かれた方もいらっしゃるかと

思うのですが、先日京都で開催された “紙博・布博”というイベントに行ってきました。

 

手作りの紙や、もちろん有名な紙のお店、布も本当に多く

本当にたくさんの種類の物が販売されていました。

 

とにかく可愛いのです。

 

どれもこれも可愛くて、可愛いの嵐でした。

もちろん来られてる方も「キャー可愛いい」「わーこれも、あれも欲しい!!」

 

私は紙や布が好きですが今回は友人がお店側として出店していたため

行かせてもらったのですが本当に皆さんの熱気に圧倒されました。

可愛いものを買うために目の色が変わっていたと思います。

でも、欲しい物を手に入れると本当にうれしい。

家に帰っても心がわくわくしますよね。

 

イベント当日は友人と、友人の子供小学4年生の女の子と行ってきました。

4年生も真剣です。決められた予算でどれにするか、会場をぐるぐる回り

彼女が決めたのが 手紙の中に入れる匂い袋のような物でした。

 

可愛いリンゴのイラストが描かれ、リンゴの匂いがするものでした。

彼女は「可愛すぎて使えない・・・」と一言。

 

多分彼女は使わないと思います。

でも「使わないでおいて置くと匂いも消えちゃうよ」と私が言うと少し

さみしそうにしていましたが、でもうれしい顔です。

 

さあ、帰ろかと友達と話していると、4年生がじーっとあるお店で

立ち止まっています。話を聞くととても気に入った品が見つかったようで。

一言「これにすればよかった・・・。」彼女も全くわがままを言わない子ですし、

私の友人も子供が欲しいからと言って買い与えるタイプでもないため

あきらめ店を立ち去ったのですがやはり心残りのよう。

 

お母さんの見てないところでつい私が買ってあげてしまったのです。

金額は800円私達大人にとっては大金では無いですが子供にとっては・・・。

 

嬉しそうに私にお礼をいってくれました。

彼女の姿を見て大切にお金は使わないといけないし、

“可愛い物”を見つける努力はしないといけないな!そう感じる一日になりました。

 

何にでも可愛い!!と言いすぎかもしれない今日この頃ですが、

でも人を幸せにするキーワードになっているのも間違いありません。

 

貴志悦子