前回につづき卵料理、(*1)オムライスを取り上げました。子供が小さい頃は喜ぶのでよく作ったものです。この頃は皆が集まったときでも作れるやり方を知り、秋の行楽や行事に作っています。
年1回程度ですのでレシピとにらめっこしながら、孫を喜ばせる点数稼ぎの料理なのです。もちろん親も喜ぶし腕自慢で鼻高々。とはいかずに失敗しても、見た目の問題で愛嬌の範囲です。
 

実はオムライスはカレーライスと同じで、れっきとした日本食です。現在の形のものは大正時代に確立されたものらしい。半熟のプレーンオムレツをライスにのせて、食卓でカットして包み込むのが一時流行りましたが、これは伊丹十三氏の発案だそうで、これもよく作って成功した、失敗、と遊んだものです。

 

卵料理は奥が深い。でも鶏卵は10円でも「ブランド卵」の100円でも私には味の違いがあるようには感じません。もちろん栄養価や無添加飼料や平飼いと言った違いは大いにあるのでしょうが(*2)、重箱の隅をつつくなにか日本品質の流れを感じてしまいます。TVや携帯電話がガラパゴス化した道をなぞらなければ、と祈るだけです。


それにしても、今年の夏は大変な夏でした。大雨・猛暑(災害と言える暑さ;気象庁)・地震・台風・また地震、もうどうなっているのでしょう!と言いたくもなります。屋根は地震の修理が済んでいない所へ台風が襲ったため、今や修理は1年間待って頂くことになりそうです。(*3)


今までの災害で断水することが最も生活に影響をもたらすと思っていたのですが、長期の停電はそれ以上だと思い知りました。

 

エレベーターが止まるのは予測の範囲ですが、停電断水したマンションがあることを知りました。また自宅の近隣では、台風21号で2週間停電しました。携帯の中継器が機能停止で電話も通じず。倒木で道を塞がれ正に陸の孤島と化したのです。


従って北海道の停電は大変な困難を招いたことと想像できます。それにしても電力会社はお粗末ですね。かつてニューヨークの大停電(*4)の際、日本には起こりえない停電と評していました。電力自由化の弊害で弱小電力会社が何百もある。はたまた、それらのネットワークがずさんである、と揶揄していたのです。


でもご存じ、福島原発事故でネットワークどころか電力各社の繋がりの細々さ、更に周波数の違いがある東西は皮一枚つながっているだけと判明しました。そんな反省をどこ吹く風、原子力発電再開に集中しているのか、北海道の停電は東北電力からの供給はゼロ。(*5)腹立たしい限りです。


腹立ち紛れにバッシングを受けそうなことをひとくさり。インフラ供給などとうそぶき利益を享受してきたのに、このていたらく“責任者出て来い!”


福島原発事故、突然着の身着のまま連れ出され、会社はサーバーすら放置して避難しました。そんな強制力をもった「避難指示」出したら、解除には「安全を保証する」責任が生じるのは当たり前。土砂や水災ならいざ知らず、健康から死までどこに線引きするのか基準がない放射線に「安全」なんか保証出来るわけないやないか!“責任者出て来い!” 


そんな奴選んだ“責任者出て来い!” あ、済みません私たちでした。


でも、北海道ややり場のない憤りの福島の方々の為に、教訓を生かし日本のために尽くして欲しいものです。

 

*1:煮卵の漬け汁で肝煮をつくる・・・と言う一文が抜けていました。済みません。


*2:例えば「米ッ娘たまご」を知らない人は、写真を見て何と思うでしょう?


*3:軒の板金は半年、足場やサッシ、ガラス屋さんなど外部絡みは全てお待ち頂くことになりそうです。


*4:2003年8月14日米国北東部8州とカナダ1州で停電、きっかけは小さな発電所の停止から端を発した異常
  が、電力管理しているPCを止め次々と連鎖し広範囲に及んだ。


*5:北海道の停電は発電の半分を占める一極集中にあるとの結論ですが、あとの半分はニューヨークでの連
  鎖と同じ現象が「全域停電(ブラックアウト)」となった筈です。なぜリスクゲートを設けていないのか不思議で
  す。私共でもPCへの電源異常をカットする装置を付けているのですが、奥が深いのでしょうね。更に言うと、東
  北からの供給もインバーターの電力不足で機能しなかった。エエ~! 停電のための供給網のはずが、自己
    供給できるスターターは付いていないの?素人の私には理解不能です。

 

        大塚滋