今回はアフリカ「ガンビア」の料理。ほとんど日本の鯛飯と同じです。アフリカ北部砂漠地帯から緑地(サバンナ)との境目で、セネガルと言う大きな国の中に漂う、ガンビア川だけを囲んだ島のような国です。
落花生と米が主産業で、普通に炊き込みご飯が食べられているとのことです。
風雲急を告げる国際情勢の中、漂い続ける島国日本。
それになぞらえてガンビア料理を選んでみました。(*1)米朝会談にやっぱり中国が噛んできましたね。世界の未来を決めるのは数人の手の中にあるように思われます。その数人に共通するのは、過去のパターンを踏襲することが無い考え方や行動を取ることです。結果、専門家と言われる人々の読みが全く当たりません。お陰でどの番組を見ても後追い解説ばかりです。
専門家が読みを外したからと言って、我々素人の方が当たる訳では無いのが国際情勢。でも、日本の政情は、我々素人の「どうせ隠しているだろう」なんて深く考えない直感でも合っています。
自分でも不思議なのがモリカケにしても、自衛隊にしても「やっぱり」と思っても、「無茶苦茶やな」と思っても、「怒り」が生じて来ないことです。
どうも日本全体がその様な状態のようです。(*2)
怒りが生じず変革へと結びつかない現状を脳科学者の茂木健一郎氏は「ストックホルム症候群」に陥っていると断じています。ストックホルムで起きた銀行強盗の人質達が、なんとか生き延びようとする中で、強いられた条件をのみ、次第に犯人を「母親」のような存在としてみる症状が見られた。そこからそう呼ばれているとのこと。
言わば「過剰適応」という状態に陥っていると言うわけです。更に続けて、日本の社会に生まれ落ちると同時にその「人質」になっており、そのことすら気づいていない、と論判します。
少しの規範からの逸脱、不謹慎さ、特権意識、等を嗅ぎ取ったら、正義を気取った自警団的人たちが出現。有名人(芸能人や政治家)を集団リンチの如く血祭りに上げる風潮は、「人質」の閉ざされた社会での鬱積から来ているのかも知れません。
わざわざ会見で「被害者を特定したり非難したりしないで欲しい」なんて断らなければならないほど、ネットのモグラ叩きも凶暴化しているようです。
世の中をギスギスさせている屈折した従順化から脱却して、もっと我がままに生きる必要がありそうです。なぜなら、ネットのレビューに頼ったり、店の行列に群がることは、結局他人の意見に頼ったり、他人の意見だけを信用していることなのです。要は、私たち自身が自縛して「自分を人質」としているのですから。(*3)
とは言ってもつい野次馬根性が出て並んでしまいます。米国も北朝鮮も化かし合い、ダブルスタンダードの時代だ、孫達だけには言おう、食事に(ありつくために)並ぶのは「はしたない」と!
*1:本当はネタに窮したからです。でも面白い国(国境)ですね。地勢上からは水利権だけの国。旧仏領のセネガルから英国が奪取した地域で、奴隷貿易の島、「ルーツ」で有名になり「クンタキンテ島」と改名した世界遺産が河口にあります。
*2:少し腹が立ってきました。やはり看過出来ないのは、原発でしょう。エネルギーは国の未来の基幹を成す問題である筈が、万事同じように「どうせ」と思わせ「なし崩し」的に事が進んでいます。再稼働の柏崎6,7号基の掛かった安全対策費が6800億円と発表されました。その2基の建設費は7800億円です。現在稼働可能な42基に建設費に近い巨費を投じていくのでしょうか?延命処置の必要な20基は、巨費を投じても余命20年です。
逆に、では、再稼働しなかったらどうなるか?電気自動車で大幅に需要が増えるであろう電力を、再稼働しなかったら個人や企業で何%電力削減が必要になるのか、双方をしっかりと情報開示すべきです。そして我々自身が判断出来るようになれば自縛「人質」脱却の一歩となります。
*3:他人の意見に左右される私たち。例えばラーメン屋、ネットで調べたらA店が美味しいとありました。食べに行ったらA店ではなく、隣のB店に行列が出来ています。どうしますか?
実はB店を選ぶ人と確率が高い。 自分が保有する情報を無視して他者の選択した情報に 基づいて選択を行った時、これをペンギン効果と呼ぶそうです。ペンギンの集団行動になぞらえたものです。そう言えばNHKの朝ドラ「あさが来た」で五代友厚があさに向かって女性の「ファーストペンギンになれ!」と言っていました。命知らずの一匹が飛び込むと次から次へと飛び込む。こちらの方は良い意味ですね。




